神戸の児童館でひょうご出前環境教室「Let’s トライ 省エネすごろく」を実施

 コロナ感染拡大の影響を受け一時は開催中止や延期という話も出ましたが、3月18日の当日は31名の児童参加のもと無事開催できました。はじめに「地球環境ハカイダスvsエコ太一家」の紙芝居と写真を見て、地球環境悪化の現状と省エネの必要性を学んでから、楽しくすごろくをして自分たちでもできる省エネを考えてもらいました。子どもたちはみんなとても楽しそうに参加してくれ、講師の私たちもとても楽しく講座ができました。
 アンケートの自由記述欄には「地球が、やばくなっていることをしっかりしれました」「はじめて、人間がいろいろしぜんをつぶしていると、知りました」「ぼくができることはゴミをへらす」「人がいない時に電きをけす」「つかえるのは、すてずにして、ゴミをへらそうと思いました」などの感想が書かれており、しっかり学んでくれたことが伝わってきました。

「地球環境ハカイダスvsエコ太一家」の紙芝居でエコ太一家はどんなことしてたかな?
チームで省エネすごろく

西宮市友の会で「ネットとケータイ・スマホの落とし穴」の講座を開催しました

受講生は70代以上の方々でしたが、スマホ保有者も増え、みなさんLINEなどで写真を送り合ったりしているとのことで、年に一度の勉強会を理事のみなさんで検討した結果、様々ある講座から今年はこのタイトルの講座に決定したそうです。
講座当日、冒頭で「スマホを持っている方?」と聞くと9割の方が手をあげました。しかし「みなさん自分で電話を切れますか?」と聞くと笑いがおこりました。そして、高齢の方がスマホから電話をした際のトラブル事例として、電話をかけると自動音声が流れたが、自動音声が自動的に切れないもので、高齢の方も電話を切る操作をしなかったため、繋がりっぱなしになっていて高額な通話料が発生したと紹介するとみなさん大きくうなずかれていました。
その後、人が撮った写真を勝手にLINEで他人に送ることは著作権の侵害になることやLINEとスマホの電話帳を連携させない方法もお伝えました。また、テレビショッピングなどの通信販売はクーリング・オフがないため返品ルールを確認しましょうと一緒に企業のルールを例に確認したり、詐欺サイト、定期購入のトラブル例を紹介するなど盛りだくさんな内容でしたが、受講生の方々はメモを取る方も多く熱心に参加して下さいました。ロールプレイでは、被り物をして演じて下さった方もおり、会場を盛り上げていただけました。
 受講後には、「代金引換の送り付け商法にあいかけたが、講座でのチェック項目を思い出し、不審を感じて受取拒否をした」とのお声もいただきました。ネットはとても便利なものですが、便利な分、自ら守る知恵が必要になります。 これからも上手に利用していただけたらと思います。
 こちらの講座は西宮市消費生活センターのTwitter(3月31日発信)でも紹介されました。


 

伊丹小土曜スクールで「もったいない!食べ物を捨てないで」講座開催

 ストップ!!食品ロスいたみの啓発講座も今年度4回目になります。
今回は伊丹小学校土曜スクールでの開催でした。
 ご依頼をいただいたのは4月。当時はコロナのワクチンも行き届かず、自粛が求められていた時期であり、児童数の多い伊丹小では配信講座を行いたいとのご提案を受けました。受講生参加型の講座を心掛けている私たちの講座をどうやって配信講座に仕上げるのか?何度もミーティングを重ねてきました。パネルシアターは事前に撮影を行い、オンラインでもやり取りできる回答用のカードを加え、リハーサルを行うなど準備は整いつつありましたが、結局、その時期は感染が収まったため、対面講座を行えることとなりました。配信講座をやってみたかった気持ちもありましたが、直に参加者の顔を見ながら進行できることは何よりもうれしいことだと感じました。
 当日、参加してくださった親子さんからは後日、「子どもが楽しかったといって、今でも歌って踊っています!」との感想もいただきました。
 今回は日の目を見なかった配信講座ですが、今後、どこかで生かされる日もあるのではないか、と期待しています。

「ルーツを探そう!あなたはだ~れ?」加工食品を見て、その原料である動物を当てました。
「どうして捨てられたの?クイズ」廃棄される食品の写真を見ながら、どうして捨てられたのかを考えました。

伊丹市委託事業「消費生活サポーターフォローアップ講座」を実施しました

 2020年度の消費生活サポーター養成講座修了生を対象に2021年7月15日と12月15日にサポーターフォローアップ講座を実施しました。12月15日は、広く市民の方にも参加していただくオープン講座としました。
 7月15日午前は、スキルアップ講座として伊丹市の地域福祉推進担当兼生活支援コーディネーターを講師に迎え、「市民目線の見守り活動」について紹介していただきました。次に行った「楽しい消費生活講座」では、『どこがいけないの?それって法律違反?』と題して、「ネットトラブル」「訪問購入」「不当勧誘」のロールプレイを行いました。それぞれの問題点を考え、特定商取引法や消費者契約法など身近な法律を学んでいただきました。
 午後からの「啓発の手法を学ぼう!」では、まずクイズや替え歌、スゴロクなどを使用したミニ講座を2本と紙芝居を紹介しました。その後、ミニ講座を参考にして、オリジナル教材作りに挑戦していただきました。

★ミニ講座「相談しよう!ひとりじゃない」の講座風景★
 この講座では川柳、替え歌、手遊び、事例紹介などを紹介
★ミニ講座「悪質業者にまけんぞう!スゴロク」の講座風景★
 この講座では、スゴロク、うちわ、○×クイズ、替え歌を紹介

 教材作りは、コロナ感染が拡大したためグループワークが難しくなり、個人で行うことになりました。アンケートでも、「教材作りはみんなでやりたかった」とのコメントがありましたが、それでも「替え歌」や「クイズ」などオリジナル教材の力作ができあがりました。

★自作の教材を紹介する消費生活サポーター★
 教材作りで「替え歌」を作成
★自作の教材を紹介する消費生活サポーター★
 教材作りで「○×クイズ」を作成

 2回目は12月15日に「よくばり講座」と銘打ち3講座を行いました。

1つ目の講座
★当会のメンバーによる「グリーンコンシューマーになろう」★
SDGsやグリーンコンシューマー10原則から、環境を大切にする消費者になるための工夫を学びました。

2つ目の講座
★ひょうご消費者ネットの元理事長、山﨑弁護士による「適格消費者団体ってな~に?」熱弁する山﨑弁護士
「消費者被害を減らすには2つしか方法がない。1つは『電話勧誘や訪問勧誘を取りしまることを法制化する』もう1つは『見守りネットワーク』この2つをしっかりやれば必ず消費者被害は減る」と熱く語られました。専門家集団が泣き寝入り防止活動をボランティアで行っていることを知り、講座後に「是非!ひょうご消費者ネットを応援したいので寄付をしたい」と申し出る方も居られました。
3つ目の講座
★当会メンバーによる「しっかり読み取る食品表示」★
加工食品のパッケージを見ながら食品表示のルールなどを学びました。

 最後に7月15日にサポーターの皆さんが作成した教材の「替え歌」や「クイズ」を3名のサポーターが受講生の前で発表してくださいました。そして、会場の皆さんもクイズに答えたり、一緒に歌ったりして消費生活サポーターフォローアップ講座を楽しく締めくくることができました。

伊丹市有岡地区民生委員「食品ロス啓発講座」

 2021年10月19日、伊丹市立図書館ことば蔵で、食品ロス啓発講座「もったいない!食べものを大切に」を実施しました。本講座は「ストップ!!食品ロスいたみ」が伊丹市の委託を受けて有岡地区民生委員の方々を対象に行ったもので、36名もの方にご参加をいただきました。
 講座の前半は、食品ロスの現状について、家庭や事業者における食品ロスの実態などクイズを交えながら説明したり、フードバンクの活動や伊丹市のボランティアグループ「食deつながろ」の食品ロス削減に向けての積極的な取り組みを紹介しました。また後半は、「食品ロスを減らすために私たちにできること」を考えるワークショップを行いました。本来は数人のグループを作って意見を出し合う形を取っていましたが、コロナ緊急事態宣言中の企画であったため、グループ討議は行わず全員前を向いて発表することとなりました。最初は発表に躊躇されている様子でしたが、マイクを向けると積極的にご意見やアイディアを発表してくださいました。また、いつもは女性ばかりの講座が多い中、今回は男性の参加者も多く、「このような話は正直他人事だと思っていた」「今まですべて妻任せだったことを反省した」など、男性ならではの意見も聞くことができました。
 皆さん終始メモを取ったり、うなずいたりと熱心に聴講されていました。アンケートでも「買う前に確かめてから必要な物だけを買うようにする」「賞味期限の近いものから買うように心がける」と特に買い物に関して気をつけたいという感想が多く見受けられました。また、「われわれも定期的にフードドライブができたらいいと思う」といった民生委員ならではのご意見もあり、日常生活の中での食品ロスを見直す上で大変勉強になった、とのお声をいただくことができました。

熱心に聴講される参加者の皆様
3色カードを使用してクイズに回答

関西学院大学Moribito主催「自然ふれあい体験教室」に参加しました

 関西学院大学栗田研究会Moribitoの学生の皆様が主催した「自然ふれあい体験教室」に参加させていただきました。
 コロナ感染拡大が心配される中での企画でしたが、感染状況が落ち着いていたため、対面で実施することができました。C・キッズとしても久々にイベント用のグッズを総動員して会場を設営。パネルシアターと、あいた時間にはクイズやすごろくを実施し、来場したみなさんに楽しんでいただきました。やはり参加者の反応をみながら実施できる対面イベントは盛り上がりや楽しさもあり、イベントの楽しさを久々に味わえた1日でした。

教室に入りやすいようのぼりやパネルを活用
パネルシアターを見るだけでなく、途中ダンスも入れて楽しんでもらいました
パネルシアター。でてくるキャラクターの仕組みが気になって、触りにくる参加者も
仕掛けを利用したクイズやすごろくも楽しんでもらいました
イベントの終わりは関西学院大学学生主催のクイズ大会に参加 3つの教室に分かれZoomでつながって競いました

伊丹市の小学校・土曜スクールで「食品ロス」をテーマに講座

 当会とボランティアグループ「食deつながろ」が協働で食品ロス削減に取り組む「ストップ!!食品ロスいたみ」の活動の一環として、11月20日、伊丹市の小学校の土曜スクールで、食品ロスをテーマにした「もったいない!食べ物を大切に」の講座を実施しました。1年生から6年生の15人が参加してくれました。
 小学校でも高学年は既に食品ロスについて学習をしているようですが、この講座を体験して食べ物を食べるということは「命をいただいている」「その命をムダにしてはいけない」ということを知り、食べ物をなぜ大切にしないといけないのかをより深く理解できたようでした。そして、バナナなどが、まだ食べられるのに捨てられた理由を知り「もったいない」という気持ちがたくさん芽生えたと思います。パネルシアターでは、一緒に楽しく元気に踊ったり、登場するキャラクターの動きを見て大はしゃぎしたりと素直に感情を表してくれた子ども達でした。
 また、高校生のボランティア4人が司会や資料の配付回収、工作の補助などを手伝ってくれて大変助かりました。学生さんがこのように係わるシステムがあることは素晴らしいことと感心をしました。
 当日はフードドライブも同時開催し、みんなが持ち寄ってくれたものでコンテナボックスがいっぱいになり,おうちの不要な食品を必要とする人々に届けることができました。

パネルシアター「ぼくたちを捨てないで!」
「ルーツを探そう!あなたはだ~れ?」 ステーキはなにからできているのかな?
「ルーツを探そう!あなたはだ~れ?」 牛、豚、鶏、魚、どの動物かカードで答えてもらいます ★
フードドライブの案内チラシ

11月8日 伊丹市役所でフードドライブを実施しました。

 「ボランティアグループ食deつながろ」と協働で伊丹市の食品ロス削減に取り組む「ストップ!!食品ロスいたみ」の活動も2年目となりました。コロナウィルス流行のため、これまで計画通りの事業を進めることが難しく、計画しても中止を余儀なくされていましたが、感染が収まってきたこともあり、活動を再開しました。
 この日は伊丹市役所でフードドライブを行いました。市の広報紙1面に関連記事が掲載されたため、市民からの食品提供は昨年の倍以上の145kgも集まりました。初めて持参してくださった方が多かったですが、中には毎回必ず持参してくださる常連さんもいらっしゃいます。提供品はコロナで自宅飲みが増えたためか、ビールの箱に景品としてつけられたインスタントラーメン、ルー、サラダ油などが目立ちました。 当会はミニ啓発講座を担当しました。食品工場やスーパーなどから廃棄される食品の写真を見てもらい、食品ロス削減に自分たちでできることを一緒に考えました。

集まった食材・食品とミニ啓発講座の様子

西宮市消費生活出前講座で西宮市義務教育学校に行きました。

 西宮市にある小中一貫校の西宮市義務教育学校より「トライやる・ウィークの活動の1 つとして、生きる力につながる活動を行うため」という目的で出前講座の依頼があり、10月18日に中学校2年生相当の8年生に「プレゼントの値段」と「どんなおやつ食べてるの?」(C・キッズ名称は「おやつ調査隊」)を同時時間帯にそれぞれ別講師が60分授業を実施しました。
 「プレゼントの値段」は、45分授業の内容に「お金で投票」を深く学ぼう!ということで、パワーポイントを使ってSDG‘s・エシカル消費・バイコットとボイコット・消費者市民社会までの話を加えて授業を行いました。少し難しい内容かと思いましたが、しっかり聞いてくれ、アンケートにも「日常的消費で社会的課題の解決に貢献する方法を知った」や「自分が世界のこと、環境のこと、人のこと、地域のことを考えて買うことで良い世界になることがわかった」などと理解してくれた内容が書かれていました。小学校での依頼が多い講座ですが、中学生ではより深い内容を学ぶことができると思いました。
 「おやつ調査隊」は、はじめに菓子・飲物に含まれる砂糖当てクイズで「これらには意外とたくさんの砂糖が入っていること」に気づいてもらいます。その後、自分たちが持ってきたお菓子のパッケージを見ながら表示の見方を学んで、表示は私たち消費者に色々な情報を発信してくれているものなのだと締めくくります。アンケートには「何も知らずに食べているのと、知っていて食べるのでは全然ちがうのだなと思いました。普段何気なく食べているものにも興味・感心をもって楽しく食べていきたいです」「普段食べているお菓子のパッケージのうしろなんて見ないので、勉強になりました。これからは、1目見ようと思いました」などの感想があり、表示の大切さを分かってもらえたようです。

プレゼントの値段
おやつ調査隊

とよなか障害者就業・生活支援センター はたらき続けるための講座で「じょうずな洗濯」を実施

 9月23日にとよなか障害者就業・生活支援センター主催の第39回はたらき続けるための講座で「上手な洗濯」を実施しました。とよなか障害者就業・生活支援センターでは、2011年から講座をさせていただいており、今回で25回目になります。緊急事態宣言下でしたが、参加者16名が距離をとって着席することができる広い会場でしたので安心して講座が行えました。
 まず、洗濯の失敗例を見て表示の大切さを知ってもらい、各自が持ってきた服の表示を見ながら「このマークは何を表していると思いますか?」などとやりとりをしながら進めていきました。中にはとても詳しい方もいて感心しました。ひととおり説明した後は「洗濯マークかるた」でおさらいをしましたが、ちょっと難しい読み札には悩んでいる方もいました。最後に4人の受講生に洗濯物を干すワークに取り組んでもらい、それぞれ干した後に干した人からは工夫した点のコメントを聞いて、見ていた人からの意見をもらいまいた。「Tシャツは首からではなく下からハンガーを入れるように習ったのでいつもやっている」「ズボンは風が通るように干している」などと活発に意見が出てきて、日ごろから自分で洗濯をされている様子もうかがえました。

洗濯マークかるた
洗濯物干しのワーク