西宮市友の会で「ネットとケータイ・スマホの落とし穴」の講座を開催しました

受講生は70代以上の方々でしたが、スマホ保有者も増え、みなさんLINEなどで写真を送り合ったりしているとのことで、年に一度の勉強会を理事のみなさんで検討した結果、様々ある講座から今年はこのタイトルの講座に決定したそうです。
講座当日、冒頭で「スマホを持っている方?」と聞くと9割の方が手をあげました。しかし「みなさん自分で電話を切れますか?」と聞くと笑いがおこりました。そして、高齢の方がスマホから電話をした際のトラブル事例として、電話をかけると自動音声が流れたが、自動音声が自動的に切れないもので、高齢の方も電話を切る操作をしなかったため、繋がりっぱなしになっていて高額な通話料が発生したと紹介するとみなさん大きくうなずかれていました。
その後、人が撮った写真を勝手にLINEで他人に送ることは著作権の侵害になることやLINEとスマホの電話帳を連携させない方法もお伝えました。また、テレビショッピングなどの通信販売はクーリング・オフがないため返品ルールを確認しましょうと一緒に企業のルールを例に確認したり、詐欺サイト、定期購入のトラブル例を紹介するなど盛りだくさんな内容でしたが、受講生の方々はメモを取る方も多く熱心に参加して下さいました。ロールプレイでは、被り物をして演じて下さった方もおり、会場を盛り上げていただけました。
 受講後には、「代金引換の送り付け商法にあいかけたが、講座でのチェック項目を思い出し、不審を感じて受取拒否をした」とのお声もいただきました。ネットはとても便利なものですが、便利な分、自ら守る知恵が必要になります。 これからも上手に利用していただけたらと思います。
 こちらの講座は西宮市消費生活センターのTwitter(3月31日発信)でも紹介されました。