2016夏休み宝塚育成会

厳しい暑さが続いた夏休みでしたが、私たちは今年も宝塚育成会の出前講座を実施しました。宝塚市では今年から学童が全学年受け入れとなったことや民間学童が増えたことを反映して、全部で28育成会、43講座と昨年よりも大幅に増え、総勢923名もの児童が元気に参加してくれました。(J.N)

★食育 「もったいない!食べものを大切に」【8講座】 このプログラムは、カードゲーム・パネルシアター・クイズ・工作を楽しみながら、「もったいない」について学ぶ内容となっています。 カードゲーム「ルーツを探そう!あなたはだーれ?」は、毎日食べている食べ物が、生き物の大切な命をいただいていることに気づきます。ゴミ袋シアター「ぼくたちを捨てないで」は、捨てられた食べ物たちの嘆きを通して、もったいないということや食べ物をムダにしない工夫について考えます。「どうして捨てられたの?クイズ」では捨てられてしまった食べ物の写真を見て、どうして捨てられてしまったのかをクイズ形式で学びます。最後は、おみやげ教材「もったいないくるりんぱ」の工作で、講座を振り返ります。 歌とダンス、工作、カードゲーム、クイズと盛りだくさんの内容を楽しむ中で、子どもたちは「もったいない」についてより関心を持ち、毎日の行動を考えるよいきっかけになったのではないでしょうか?

★金銭 「Let’sトライ商売!”本日開店 たこやき屋さん”」【22講座】 このプログラムは、5つのチームがたこやき屋さんになって、おまつりで5日間商売し、売り上げを競うゲームです。 商売をする中で、バイト君を雇ったり、ライバル店が現れたりといろんなトラブルにあうたび、チーム一丸となって相談し、解決策を考えていきました。解決策を選ぶ時は、リスクを回避し堅実な方法を選ぶ今の子どもたちの志向など、新たな発見もありました。また、毎日お仕事を始める前のたこやきソングは、みな楽しそうに歌って踊ってくれました。そして、売り上げに一喜一憂しながら、お金をかせぐことの大変さや難しさを学び、「お金は働いてかせぐもの」「約束は守る」「商売は工夫と努力が必要」という3つの大切なメッセージを子どもたちに伝えることができました。 高学年の子どもたちが育成会に参入したことによって、このプログラムの理解度も高まり、低学年の子どもたちを思いやったりさりげないフォローをするなど、ほほえましい光景が多々見受けられました。

★環境 「Let’sトライ 省エネすごろく for kids」【13講座】 このプログラムは、紙芝居・すごろくゲーム・工作を楽しみながら、年々深刻化する地球環境の悪化や、省エネについて学ぶ内容です。 紙芝居「地球環境ハカイダスVS エコ太一家」では、なんでもモノを捨てたり、電気をむだ使いするエコ太一家に、ある日突然ハカイダスが襲ってくるというストーリー。インパクト絶大なハカイダスの出現に、子どもたちは興味津々でした。「省エネすごろく」では途中でクイズも交えながら、チーム対抗でゴールを目指します。一番早くゴールしても、ポイント制なので逆転もあり、ゲームの展開にハラハラしながら、子どもたちは大いに盛り上がりました。最後はおみやげ教材「省エネくるりんぱ」の工作。出来上がったくるりんぱを夢中になってくり返し折って遊んでいました。 この講座を通して、子どもたちが環境に良い行動・悪い行動を知り、自身で取り組める省エネを考えるきっかけになることを願っています。

豊中まつり

2016/8/6~7 豊中まつり

・今年の夏の暑さも厳しく突然のゲリラ豪雨が降ったりと不安定な天候ですが、2日間共に雨にたたられることもなく無事に終えることが出来ました。今回も豊中市生活情報センターくらしかんのテントで、今年も啓発とPR活動を行いました。

・5つのコーナーの内3つのスタンプを集めるとプレゼントがゲット出来るスタンプラリーに両日で600人以上の参加が有り、楽しんでもらえました。                                   ・スタンプラリーのプレゼントは人気のクラッピーの缶バッチです。子ども達は、笑顔で受け取ってくれていました。

・「お皿あわせゲーム」と「食べ物の3つのはたらきをを当てよう!クイズ」の新作2つがデビューしました。「食べ物の3つのはたらきを当てよう!クイズ」はびっくり箱をイメージした小さな子向けクイズです。ふたを開けると、小さく驚くかわいい顔がありました。「お皿あわせゲーム」は子ども向けながら、大人にも好評なゲームです。「消費力○×クイズ」はちょっとタメなるにクイズ、「マッチングゲーム」「すごろく」は順番待ちが出来る人気コーナーでした。                                      ・ゲームやクイズ・すごろくなどを楽しみながら、食べもの働きやムダにしてはいけないこと、また悪質商法に引っかからないなどの情報を伝えることができました。(S.T)

3つのお皿あわせゲーム

消費者力○×クイズ

お金のマッチングゲーム

もったいないすごろく

食べ物の3つの働きをあてよう!クイズ

もったいないすごろく

悪質業者にまけんぞう!すごろく

両日とも夜間まで大賑わい

愛媛県小中学生向け消費者教育研修

2016年7月11日。愛媛県内の相談員の方や消費者行政担当職員の方を対象とした、小中学生向け消費者教育研修講座を実施しました。まず、小学生向け金銭教育講座「プレゼントの値段」、情報教育「賢く使おう!ネットとスマホ」、午後からは、中学生向け契約講座「契約ってな~に?」、金銭教育「使って選んでmyカード」を行いました。C・キッズの楽しく、分りやすく、参加型講座を体験していただきました。その後、少しずつではありますが、受講生が全員、講師となって講座を実践しました。短時間にそれぞれ工夫をこらした内容で、消費者教育への熱い思いが感じられました。長時間の講座にもかかわらず、熱心に意欲的に講座に参加いただきました。受講生からは、講座をする際の勉強になった、参考になったと好評でした。今後の活動に生かしていただけたらと願っています。(K.O)

「使って選んでmyカード」

「賢く使おう!ネットとスマホ」

受講生の講座、実践

島本町消費者まつり

5月22日(日)島本町消費者まつりが開催されました。 C・キッズは今年で3回目の参加です。今年の会場は、歴史資料館から道を挟んだ桜井駅跡公園になりました。ステージでは、音楽フェスティバルが開催されており、大勢の来場者で大変な賑わいでした。今年は食育パネルシアター「ぼくたちを捨てないで」、スゴロクゲーム「もったいないスゴロク」、おみやげ工作「もったいないくるりんぱ」を実施しました。また、消費者相談窓口を知っていただくため、来場者に啓発ティッシュを配布しました。 好天に晴れに恵まれ、幼稚園・小学校低学年の親子連れを中心に約400名の方にパネルシアターやゲーム、工作を楽しんでいただきました。(S.・T)

地方消費者グループ・フォーラムに参加しました

2月8日(月)、和歌山市のプラザホープ大ホールで開催された地方消費者グループ・フォーラムにメンバー5人で参加しました。地域で消費者問題に携わる消費者団体や行政をはじめとする多様な主体が、相互に情報交換し、交流・連携を深め、地域での活動展開に繋げることを目的にしたものです。

当会は、和歌山大学や和歌山県との長年の連携の歩みを壁新聞で掲示し、5分間のリレートークで発表しました。その内容は、現在も出前講座の希望が多い「コンビニ食ってどんな食?」、「近くのものからいただきま~す!」、「ユニフォーム代をかせごう!」など、多くのプログラムが和歌山大学との連携で開発されたこと。

4年前からスタートした和歌山県との連携では、消費者教育の担い手を養成したい県の意向を受けて、県内各地で活動する母親グループやボランティアグループを対象に講座を実施していること。のべ45校の県下の小中学校にも幅広いテーマの講座を実施し、当会の教材を授業にも活用して頂いていることなどです。

フォーラムには定員を超える200人もの参加者があり、当会と交流のある団体も少なくありませんでしたが、当会の和歌山での長年の活動は初めて知ったという方が多く、高い評価を頂きました。壁新聞の前に立ち止まって、じっくり読んでくださる方もたくさんいらっしゃいました。

最後に、参加者が10人程度のグループに分かれて、「『つながって』いくために、自分たちができること、したいこと」を議論して、各グループが発表しました。30分程度の時間でしたが、様々な参加団体の方と膝を交えて話しをすることできたのは何よりの収穫でした。

消費者問題に携わる17の参加団体の熱心な活動に触れて、刺激も受けたと同時にとても勉強になったと感じています。(MA)

発表のようす

消費者庁長官と理事長大森

壁新聞

西宮市消費生活展

11月7日、西宮市消費生活センターにて西宮市消費生活展が行われました。C・キッズは、今年で7回目の参加となります。今年のテーマは「環境」で、「環境マッチングゲーム」「省エネくるりんぱ」「ゴミの分別ゲーム」の3つのプログラムを実施しました。 「ゴミの分別ゲーム」は、西宮市の分別ルールに従ってごみを分けるゲーム。主婦だけでなく、男性や子どもたちもチャレンジしてくれ、「知らなかったことも結構あって、とても勉強になった」と大好評でした。 「環境マッチング」はトランプの神経衰弱の要領で環境マークを学ぶことができるゲームです。また、すっかりイベントの定番となった「省エネくるりんぱ」も、小さな子どもから高齢者まで、一生懸命工作を楽しんでいました。(J.N)

「環境くるりんぱ」

「環境マッチングゲーム」

「ゴミの分別ゲーム」

茨木市消費生活展

11月21日(土)茨木市市民総合センターで行われた茨木市消費生活展に参加しました。隣接したグラウンドでは農業祭も行われており、C・キッズも「収穫の秋」、「食欲の秋」に因んで「食」をテーマにした以下の5つのプログラムを実施しました。①旬あわせゲーム②おやつすごろく③釣堀ゲーム④工作:3つのお皿からくりカード⑤旬当てクイズ

 スタンプラリー形式で、3つ以上に参加するとお土産(おやつスゴロク)が貰えるルールでしたが、子どもも大人も、1つ参加すると期待を超えた面白さに引かれたようで、結局全部を制覇する参加者がほとんどでした。とても盛況なイベントになりました。各コーナーでは、一見簡単と思っていた食べ物の旬に頭を抱えたり、エネルギーの元である「芋」を体の調子を整える「野菜」と思い込んでいたりと、あちこちから驚きの声や歓声が上がっていました。「3つのお皿からくりカード」では、完成させた人が順番を待つ人に教える場面もあり、ほとんど切れ目なく賑わいが続きました。中には、一度完成させて帰ったものの、また分からなくなって戻ってきた人がいたり、何度も何度もおさらいしてなかなか席を空けてくれない人も。子ども向けに開発した釣堀ゲームでは、意外にも高齢の男性の参加も多く、真剣に講師の話に耳を傾け質問する姿も見られました。ご自分の食事を見直すきっかけにして頂けたら嬉しいですね。

このイベントを通して改めて感じたのは、誰でも気軽に参加できて、しかも楽しみながら「食」について考えることのできるC・キッズのプログラムの底力でした。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。 (M.A.)

伊丹消費者のつどい

11月28日、伊丹市立図書館ことば蔵にて、「第3回伊丹消費者のつどい」が開催されました。C・キッズの出し物は、「環境マークパズル」と「省エネくるりんぱ」です。「環境マークパズル」は、7種類のマークをジグソーパズルのように組み立てていくのですが、大人でもけっこう難しく、完成した時の達成感はひとしおでした。完成したら一つずつチェックシートにスタンプを押していきます。また、すっかりイベントでおなじみになった「省エネくるりんぱ」も大好評でした。参加のべ人数は92名。図書館に来館した親子連れも立ち寄り、広々としたスペースの中でじっくりと取り組んでいただくことができました。パズルや工作を楽しみながら、リサイクルマークへの関心が高まるとともに、環境に良い行動を学ぶことができたと思います。(J.N)

KOBEみなとマルシェに参加

10月25日(日)さわやかな晴天のもと、KOBEみなとマルシェに参加しました。会場は様々なイベントやグルメブースでにぎわっていましたが、C・キッズは「もったいない!食べものを大切に」をテーマにしたプログラム4つと契約関連プログラム1つ、合わせて5つのコーナーを実施しました。

内容は・・・①ごみ袋シアター「ぼくたちを捨てないで!」②カードゲームコーナー「ルーツを探そう!あなたはだーれ?」③クイズコーナー「どうして捨てられたの?」④工作コーナー「もったいない『くるりんぱ』で遊ぼう!」⑤まけんぞうスゴロク若者編(契約関連)

全体の参加人数はおよそ250人。ごみ袋シアターでは食い入るように夢中になっている子どもたちの姿も見られ、もったいないの歌も上手に歌って踊っていました。カードゲームやクイズコーナーでは親子でトライする姿も数多く見受けられました。工作コーナー「もったいないくるりんぱ」は大好評で、パタパタと折るたびに出てくる絵柄が変わるのを楽しむ様子が印象的でした。また、スゴロクで遊んだ大学生は、思い当るところがあるのか悪質商法のマスに止まるたび歓声が上がっていました。今日C・キッズのブースを訪れてくださった皆様には、遊びながらちょっとでも気づきを持って帰ってくれたら幸いです。(Y.M)

ごみ袋シアターとダンス♪

カードゲームコーナー「ルーツを探そう!あなたはだーれ?」

工作コーナー「もったいない『くるりんぱ』で遊ぼう!」

まけんぞうスゴロク若者編

川西エコのつどい

10月10日(土)川西市役所で開催された「川西エコのつどい」に初参加しました。エコのつどいは野菜の直売・古着市・おもちゃ交換会・傘修理などがあり、毎年行われているイベントです。C・キッズは川西市消費生活センターのブースで、契約関連のすごろく「悪質業者にまけんぞうスゴロク」、食育カードゲーム「旬合わせゲーム」、食育のすごろく「おやつすごろく」を行いました。全体の参加者もあまり多くない中、ブース前を通った親子連れに声掛けをするとほぼ皆参加してくださり、延べ人数で、大人60名、子ども79名の方にじっくりと楽しんでもらえました。子どもたちだけでなく、大人の方々にも大変気に入っていただき「知らない事も多く、勉強になった。来て良かった」との言葉もいただきました。何度も繰り返し参加するお子さんに、付き合う保護者の方が「お腹すいたから早く帰ろうよ」と言われていたのには、苦笑しました。(T.A)

旬合わせゲーム

悪質業者にまけんぞうスゴロク

おやつすごろく

ブース全体の様子