宝塚市「消費者サポートすみれ隊」養成講座

宝塚市主催の「『消費者サポートすみれ隊』養成講座」が1月21日、2月4日、2月18日の3日間、宝塚市立男女共同参画センターで行われました。企画運営はC・キッズ・ネットワークが担当しました。宝塚市との綿密な協議を重ねて、内容は、弁護士や相談員による座学講座に加えて、アクティブラーニング形式を取り入れました。「消費者サポートすみれ隊」とは同市の「消費者教育推進計画」を基に、「地域や所属団体などで消費生活に関する情報を伝えたり、相談窓口を案内することができる知識と意欲のある消費者」を想定しています。受講された40代から70代の皆さんは、時に身近な法律の話やネットのリスクに耳を傾け、 ワークでは積極的に地域の課題や理想の未来についての意見を出し、とても熱心に参加されていました。グループで協議した後の発表は意義深く有用なものばかりで、大変心強く感じました。 今後、「消費者サポートすみれ隊」として大いに活躍してくださると期待しています。ありがとうございました。

★1日目 セミナー「消費者教育推進計画と身近な法律」:          NPO法人ひょうご消費者ネット専務理事 鈴木弁護士      講座 「悪質業者に負けない!」消費者トラブル講座      ワーク「自己紹介ワーク」「悪質業者にまけんぞう!スゴロク」

★2日目 セミナー「宝塚における消費者被害について」:          宝塚市消費生活センター相談員 本荘氏      講座 「賢く使おう!ネットとスマホ」ネットトラブル講座      ワーク「理想の地域社会」「高齢者のネット被害」について

★3日目 セミナー「消費者市民社会について」:          消費者委員会委員 大森氏      講座 「知って上手に使おう!マイカード」クレジットカードについて      ワーク「その時、あなたはどうしますか?」「全日程・講座を振り返って」      認定証授与 宝塚市消費生活センター所長

鈴木弁護士によるセミナー

講座:悪質業者に負けない!

ワーク:まけんぞう!スゴロク

宝塚市消費生活センター相談員本荘氏によるセミナー

ワーク:理想の社会とは

消費者委員会委員 大森氏によるセミナー

講座:知って上手に使おう!マイカード

認定証授与

西宮消費生活展

11月5日(土)、西宮消費生活センターにおいて、今年も恒例の西宮消費生活展が行われました。C・キッズの参加は今年で8年目となり、当会コーナーには延べ184人の方に参加いただけました。 今年は、3つのお皿で食べ物のはたらき「力のもと」、「体を作る」、「体の調子を整える」を考えることがテーマで、「食べ物のはたらきを当てよう!」「つりぼりゲーム」「3つのお皿カードゲーム」の3つのゲームを用意しました。

「食べ物のはたらきを当てよう!」は、容器の上に食べ物が描かれていて、ふたを開けるとビョ~ンとその食べ物のお皿の色が飛び出す仕掛けで、アイディアがおもしろい、と好評でした。「つりぼりゲーム」はつりぼり池で釣った食品カードがどのお皿に当てはまるかを当てるゲームで、小さな子どもたちに大人気でした。また、「3つのお皿カードゲーム」は、トランプの神経衰弱の要領でお皿の色を合わせていくカードゲームで、大人もちょっと首をひねりながら挑戦していました。 そして、おみやげは、「もったいないすごろく」。今問題となっている食品ロスを、子どもにもわかりやすく楽しく学べるよう工夫されたすごろくです。 また、会場には西宮市の人気マスコットキャラクターみやたんも登場し、来場していた子どもたちは大喜びでした。3つのゲームを通して、大人も子どもも共に食べ物のはたらきを楽しく学んでもらうことができました。(J.N) 

食べもののはたらきを当てよう!つりぼりゲーム

みやたん登場

3つのお皿カードゲーム

2016大盛況の農林漁業祭!

 10月22日(土)23日(日)兵庫県立明石公園で、第38回兵庫県民農林漁業祭が開催されました。少し曇り空ではありましたが、兵庫県内の各地域の特産品のブースや我々のようなNPO等がブースを設けて来場者と楽しく過ごしました。 私たちC・キッズは今年も兵庫県東播磨消費生活センターさんやACAPさんと同じブースで参加しました。ACAPというのは、公益社団法人消費者関連専門家会議の通称です。企業や団体の会員数は約900名、会員企業数は約600社で、「健全で安全・安心な消費社会の構築」と「消費者志向経営の推進」の実現に貢献している団体です。

 さて、まずACAPのコーナーでは、大学生のお兄さんやC・キッズのメンバーが扮した案内役によって、バーチャル工場見学を行い、ちくわなどが作られる様子を大勢の方が見学されました。子どもから大人まで毎回たくさん集まってもらえて、ブースのスペースはいっぱいでした。またパソコンを使ったビジュアルな工場見学もひっきりなしに来場の方が訪れて、座席の取り合いになるほどでした。 C・キッズのコーナーでは、まだ食べられるのに捨てられたゴミたちの反乱を人形劇にしたごみ袋シアター「ぼくたち捨てないで」カードゲーム「3つのお皿合わせ」クイズ「食べ物の3つの働きを当てよう」すごろく「もったいないすごろく」工作「もったいない くるりんぱ」といった農林漁業祭にふさわしい、食べ物を大事にすることや食べ物の働きなどをわかりやすく表現するC・キッズオリジナルのイベントを行いました。

 子どももお父さんもお母さんもおばあちゃんもおじいちゃんも本当に多くの方々が楽しそうに参加され、それぞれの立場で食べ物の体への働きや残さず大切に食べることの重要性を再認識された事と思います。 ゴミ袋シアターでは、♪もったいなぁーい、もったいないッ♪の唄にみんながリズムに合わせて歌って踊ってくれました。終わってからも歌っている子どもたちもいました。  また、同時進行でスタンプラリーも実施。たくさんの方々が各コーナーを回り、イベントに参加頂きスタンプ集めてプレゼントをGETしていました。このように、多くの皆さんが楽しみながら食育体験をされていました。

 ブースへお越しいただいたお客さまは、22(土)23日(日)併せ2日間で約1200人で昨年の1.5倍というという驚きの数字でした。お蔭様で我々スタッフも息つく暇もない忙しさの2日間でみんな嬉しい悲鳴を挙げていました。このように大盛会のうち、無事に楽しく終わることができました。(K.K) 

バーチャル工場見学

ごみ袋シアター「ぼくたち捨てないで」

もったいないすごろく

カードゲーム「3つのお皿合わせ」

工作「もったいないくるりんぱ」

2016 東大阪市消費生活展 初めての出展

10月29日(土)東大阪市消費生活展が行われ、C・キッズ・ネットワークが初めて出展させていただきました。

当日の天気は夜中まで雨が降っていたものの晴天となり、たくさんの方々が来場されました。途中、強風でパネルが倒れる、カードが飛んでいくというハプニングもありましたが、私たちC・キッズのブースでは食育イベント「食べ物の働きを知ろう♪!」をテーマに「元気くんとよわよわ君の紙芝居」、「食の釣り堀」、「3つのお皿からくりカードの工作」のミニ講座を2回行い、その後「もったいないスゴロク」や「3つのお皿合わせカード」を行いました。

C・キッズの楽しく学ぶ講座に、参加の子どもも積極的に発言し、考え、笑い、食べ物の働き、大切さを感じてもらえたと思います。

「もったいないスゴロク」でも、「そんなことあるある」、「そんなことしたらあかんあかん」、と親子や友達同士の会話もはずみ、楽しく、もったいないことへの意識をしてもらえたと思います。

悪質商法をクイズ形式にしたパネル展示では、答えがめくらないとわからないため、興味をひき立ち止まって見ている方もいました。

参加の方々の楽しく学んでいる姿にスタッフ一同また元気をもらった一日でした。(C・K)

3つのお皿

○×クイズ

3つのお皿カード合わせ もったいないすごろく

3つのお皿からくりカード

2016夏休み宝塚育成会

厳しい暑さが続いた夏休みでしたが、私たちは今年も宝塚育成会の出前講座を実施しました。宝塚市では今年から学童が全学年受け入れとなったことや民間学童が増えたことを反映して、全部で28育成会、43講座と昨年よりも大幅に増え、総勢923名もの児童が元気に参加してくれました。(J.N)

★食育 「もったいない!食べものを大切に」【8講座】 このプログラムは、カードゲーム・パネルシアター・クイズ・工作を楽しみながら、「もったいない」について学ぶ内容となっています。 カードゲーム「ルーツを探そう!あなたはだーれ?」は、毎日食べている食べ物が、生き物の大切な命をいただいていることに気づきます。ゴミ袋シアター「ぼくたちを捨てないで」は、捨てられた食べ物たちの嘆きを通して、もったいないということや食べ物をムダにしない工夫について考えます。「どうして捨てられたの?クイズ」では捨てられてしまった食べ物の写真を見て、どうして捨てられてしまったのかをクイズ形式で学びます。最後は、おみやげ教材「もったいないくるりんぱ」の工作で、講座を振り返ります。 歌とダンス、工作、カードゲーム、クイズと盛りだくさんの内容を楽しむ中で、子どもたちは「もったいない」についてより関心を持ち、毎日の行動を考えるよいきっかけになったのではないでしょうか?

★金銭 「Let’sトライ商売!”本日開店 たこやき屋さん”」【22講座】 このプログラムは、5つのチームがたこやき屋さんになって、おまつりで5日間商売し、売り上げを競うゲームです。 商売をする中で、バイト君を雇ったり、ライバル店が現れたりといろんなトラブルにあうたび、チーム一丸となって相談し、解決策を考えていきました。解決策を選ぶ時は、リスクを回避し堅実な方法を選ぶ今の子どもたちの志向など、新たな発見もありました。また、毎日お仕事を始める前のたこやきソングは、みな楽しそうに歌って踊ってくれました。そして、売り上げに一喜一憂しながら、お金をかせぐことの大変さや難しさを学び、「お金は働いてかせぐもの」「約束は守る」「商売は工夫と努力が必要」という3つの大切なメッセージを子どもたちに伝えることができました。 高学年の子どもたちが育成会に参入したことによって、このプログラムの理解度も高まり、低学年の子どもたちを思いやったりさりげないフォローをするなど、ほほえましい光景が多々見受けられました。

★環境 「Let’sトライ 省エネすごろく for kids」【13講座】 このプログラムは、紙芝居・すごろくゲーム・工作を楽しみながら、年々深刻化する地球環境の悪化や、省エネについて学ぶ内容です。 紙芝居「地球環境ハカイダスVS エコ太一家」では、なんでもモノを捨てたり、電気をむだ使いするエコ太一家に、ある日突然ハカイダスが襲ってくるというストーリー。インパクト絶大なハカイダスの出現に、子どもたちは興味津々でした。「省エネすごろく」では途中でクイズも交えながら、チーム対抗でゴールを目指します。一番早くゴールしても、ポイント制なので逆転もあり、ゲームの展開にハラハラしながら、子どもたちは大いに盛り上がりました。最後はおみやげ教材「省エネくるりんぱ」の工作。出来上がったくるりんぱを夢中になってくり返し折って遊んでいました。 この講座を通して、子どもたちが環境に良い行動・悪い行動を知り、自身で取り組める省エネを考えるきっかけになることを願っています。

豊中まつり

2016/8/6~7 豊中まつり

・今年の夏の暑さも厳しく突然のゲリラ豪雨が降ったりと不安定な天候ですが、2日間共に雨にたたられることもなく無事に終えることが出来ました。今回も豊中市生活情報センターくらしかんのテントで、今年も啓発とPR活動を行いました。

・5つのコーナーの内3つのスタンプを集めるとプレゼントがゲット出来るスタンプラリーに両日で600人以上の参加が有り、楽しんでもらえました。                                   ・スタンプラリーのプレゼントは人気のクラッピーの缶バッチです。子ども達は、笑顔で受け取ってくれていました。

・「お皿あわせゲーム」と「食べ物の3つのはたらきをを当てよう!クイズ」の新作2つがデビューしました。「食べ物の3つのはたらきを当てよう!クイズ」はびっくり箱をイメージした小さな子向けクイズです。ふたを開けると、小さく驚くかわいい顔がありました。「お皿あわせゲーム」は子ども向けながら、大人にも好評なゲームです。「消費力○×クイズ」はちょっとタメなるにクイズ、「マッチングゲーム」「すごろく」は順番待ちが出来る人気コーナーでした。                                      ・ゲームやクイズ・すごろくなどを楽しみながら、食べもの働きやムダにしてはいけないこと、また悪質商法に引っかからないなどの情報を伝えることができました。(S.T)

3つのお皿あわせゲーム

消費者力○×クイズ

お金のマッチングゲーム

もったいないすごろく

食べ物の3つの働きをあてよう!クイズ

もったいないすごろく

悪質業者にまけんぞう!すごろく

両日とも夜間まで大賑わい

愛媛県小中学生向け消費者教育研修

2016年7月11日。愛媛県内の相談員の方や消費者行政担当職員の方を対象とした、小中学生向け消費者教育研修講座を実施しました。まず、小学生向け金銭教育講座「プレゼントの値段」、情報教育「賢く使おう!ネットとスマホ」、午後からは、中学生向け契約講座「契約ってな~に?」、金銭教育「使って選んでmyカード」を行いました。C・キッズの楽しく、分りやすく、参加型講座を体験していただきました。その後、少しずつではありますが、受講生が全員、講師となって講座を実践しました。短時間にそれぞれ工夫をこらした内容で、消費者教育への熱い思いが感じられました。長時間の講座にもかかわらず、熱心に意欲的に講座に参加いただきました。受講生からは、講座をする際の勉強になった、参考になったと好評でした。今後の活動に生かしていただけたらと願っています。(K.O)

「使って選んでmyカード」

「賢く使おう!ネットとスマホ」

受講生の講座、実践

島本町消費者まつり

5月22日(日)島本町消費者まつりが開催されました。 C・キッズは今年で3回目の参加です。今年の会場は、歴史資料館から道を挟んだ桜井駅跡公園になりました。ステージでは、音楽フェスティバルが開催されており、大勢の来場者で大変な賑わいでした。今年は食育パネルシアター「ぼくたちを捨てないで」、スゴロクゲーム「もったいないスゴロク」、おみやげ工作「もったいないくるりんぱ」を実施しました。また、消費者相談窓口を知っていただくため、来場者に啓発ティッシュを配布しました。 好天に晴れに恵まれ、幼稚園・小学校低学年の親子連れを中心に約400名の方にパネルシアターやゲーム、工作を楽しんでいただきました。(S.・T)

地方消費者グループ・フォーラムに参加しました

2月8日(月)、和歌山市のプラザホープ大ホールで開催された地方消費者グループ・フォーラムにメンバー5人で参加しました。地域で消費者問題に携わる消費者団体や行政をはじめとする多様な主体が、相互に情報交換し、交流・連携を深め、地域での活動展開に繋げることを目的にしたものです。

当会は、和歌山大学や和歌山県との長年の連携の歩みを壁新聞で掲示し、5分間のリレートークで発表しました。その内容は、現在も出前講座の希望が多い「コンビニ食ってどんな食?」、「近くのものからいただきま~す!」、「ユニフォーム代をかせごう!」など、多くのプログラムが和歌山大学との連携で開発されたこと。

4年前からスタートした和歌山県との連携では、消費者教育の担い手を養成したい県の意向を受けて、県内各地で活動する母親グループやボランティアグループを対象に講座を実施していること。のべ45校の県下の小中学校にも幅広いテーマの講座を実施し、当会の教材を授業にも活用して頂いていることなどです。

フォーラムには定員を超える200人もの参加者があり、当会と交流のある団体も少なくありませんでしたが、当会の和歌山での長年の活動は初めて知ったという方が多く、高い評価を頂きました。壁新聞の前に立ち止まって、じっくり読んでくださる方もたくさんいらっしゃいました。

最後に、参加者が10人程度のグループに分かれて、「『つながって』いくために、自分たちができること、したいこと」を議論して、各グループが発表しました。30分程度の時間でしたが、様々な参加団体の方と膝を交えて話しをすることできたのは何よりの収穫でした。

消費者問題に携わる17の参加団体の熱心な活動に触れて、刺激も受けたと同時にとても勉強になったと感じています。(MA)

発表のようす

消費者庁長官と理事長大森

壁新聞

西宮市消費生活展

11月7日、西宮市消費生活センターにて西宮市消費生活展が行われました。C・キッズは、今年で7回目の参加となります。今年のテーマは「環境」で、「環境マッチングゲーム」「省エネくるりんぱ」「ゴミの分別ゲーム」の3つのプログラムを実施しました。 「ゴミの分別ゲーム」は、西宮市の分別ルールに従ってごみを分けるゲーム。主婦だけでなく、男性や子どもたちもチャレンジしてくれ、「知らなかったことも結構あって、とても勉強になった」と大好評でした。 「環境マッチング」はトランプの神経衰弱の要領で環境マークを学ぶことができるゲームです。また、すっかりイベントの定番となった「省エネくるりんぱ」も、小さな子どもから高齢者まで、一生懸命工作を楽しんでいました。(J.N)

「環境くるりんぱ」

「環境マッチングゲーム」

「ゴミの分別ゲーム」