ストップ!!食品ロスいたみの活動として、2022アースデイいたみに参加しました。コロナ禍で中止となっていたため、多くの関係者が今回の開催を心待ちにしていました。
今回のテーマはSDGs。目標1「貧困をなくそう」目標2「飢餓をゼロに」目標12「つくる責任つかう責任」の3つの目標を達成するために、私たちのブースではフードドライブと啓発クイズをしました。このイベントで市民から提供を受けた食品17kgは市内の生活に困っている方や子ども食堂の食材に活用されます。また、「私たちは食べ物の命をいただいている」「食べ残しをしない」「すぐに食べるものは期限の近いものから購入する」「買ったものは責任もって食べる」というクイズのメッセージはまさに「つかう責任」に関するものです。多くの市民にクイズを通して、楽しくメッセージを伝えられたかと思います。
4月23日 “イタミ蔵マルシェ” に参加しました!
4月23日 伊丹市にある白雪ブルワリービレッジ長寿蔵にて、伊丹ミュージアムグランドオープン応援企画 のひとつ、“イタミ蔵マルシェ” に参加し、フードドライブやミニ啓発講座を実施しました。ボランティアグループ「食deつながろ
」とともに伊丹市の食品ロス削減に取り組む「ストップ!!食品ロスいたみ」の活動で、今年でもう3年目となります。
お天気も良く暑いくらいの日差しの中、フードドライブには、初めての方や常連の方から食材が持ち込まれました。中には思い出して家まで食材を取りに帰って持ってきてくださった方もいらっしゃいました。ありがとうございました。
また声掛けをした子ども達は「あなたはだ~れ?」クイズをとても楽しんでくれ、傍で見守る保護者も楽しそうでした。大人の方へは「どうして捨てられたの?」クイズを行い、「普段あまり気に留めていなかった」「まだ食べられそうなのに、もったいないなあ。」などの感想をいただき、食品ロスについて知ってもらい興味を持ってもらうことにつながりました。





大阪退職者連合東大阪市退職者会学習会にて「高齢者をめぐる消費者トラブル」講座を実施しました
大阪退職者連合東大阪市退職者会では、数年に1度消費生活センターの相談員の講座を開催されていましたが、本年度は当会が担当させていただきました。
冒頭の3色のカードを使った三択クイズ「クーリング・オフができないものはどれ?」では、『新聞の訪問販売』『テレビショッピングで買ったマッサージ器』『カニの電話勧誘』で回答は割れました。正解は『テレビショッピング』です。通信販売にクーリング・オフはありません。また、後半のクイズでも「ネット通販で、お試しで1回だけのつもりで買ったサプリが定期購入だった。2回目はいらないのでクーリング・オフできるか?」と再度クーリング・ オフを問う問題を出しましたが、数名間違われている方がいました。クーリング・オフの言葉をご存じの方は多いのですが、通信販売には「クーリング・オフがない」と伝えるとびっくりされる方も多く、2度クイズに出すことで理解を深めていただけたかと思います。どのクイズも回答が割れ、難しく勉強になったというお声もいただきました。
また講座では、大阪府警がHPで公開している還付金詐欺の実際の勧誘電話の録音やサポート詐欺の警告音も聞いていただきました。消費者トラブルを防止するためには、知ることがとても大切です。様々なトラブルを知って、被害に遭わないように意識して生活していただければと思います。


神戸の児童館でひょうご出前環境教室「Let’s トライ 省エネすごろく」を実施
コロナ感染拡大の影響を受け一時は開催中止や延期という話も出ましたが、3月18日の当日は31名の児童参加のもと無事開催できました。はじめに「地球環境ハカイダスvsエコ太一家」の紙芝居と写真を見て、地球環境悪化の現状と省エネの必要性を学んでから、楽しくすごろくをして自分たちでもできる省エネを考えてもらいました。子どもたちはみんなとても楽しそうに参加してくれ、講師の私たちもとても楽しく講座ができました。
アンケートの自由記述欄には「地球が、やばくなっていることをしっかりしれました」「はじめて、人間がいろいろしぜんをつぶしていると、知りました」「ぼくができることはゴミをへらす」「人がいない時に電きをけす」「つかえるのは、すてずにして、ゴミをへらそうと思いました」などの感想が書かれており、しっかり学んでくれたことが伝わってきました。


西宮市友の会で「ネットとケータイ・スマホの落とし穴」の講座を開催しました
受講生は70代以上の方々でしたが、スマホ保有者も増え、みなさんLINEなどで写真を送り合ったりしているとのことで、年に一度の勉強会を理事のみなさんで検討した結果、様々ある講座から今年はこのタイトルの講座に決定したそうです。
講座当日、冒頭で「スマホを持っている方?」と聞くと9割の方が手をあげました。しかし「みなさん自分で電話を切れますか?」と聞くと笑いがおこりました。そして、高齢の方がスマホから電話をした際のトラブル事例として、電話をかけると自動音声が流れたが、自動音声が自動的に切れないもので、高齢の方も電話を切る操作をしなかったため、繋がりっぱなしになっていて高額な通話料が発生したと紹介するとみなさん大きくうなずかれていました。
その後、人が撮った写真を勝手にLINEで他人に送ることは著作権の侵害になることやLINEとスマホの電話帳を連携させない方法もお伝えました。また、テレビショッピングなどの通信販売はクーリング・オフがないため返品ルールを確認しましょうと一緒に企業のルールを例に確認したり、詐欺サイト、定期購入のトラブル例を紹介するなど盛りだくさんな内容でしたが、受講生の方々はメモを取る方も多く熱心に参加して下さいました。ロールプレイでは、被り物をして演じて下さった方もおり、会場を盛り上げていただけました。
受講後には、「代金引換の送り付け商法にあいかけたが、講座でのチェック項目を思い出し、不審を感じて受取拒否をした」とのお声もいただきました。ネットはとても便利なものですが、便利な分、自ら守る知恵が必要になります。 これからも上手に利用していただけたらと思います。
こちらの講座は西宮市消費生活センターのTwitter(3月31日発信)でも紹介されました。

伊丹小土曜スクールで「もったいない!食べ物を捨てないで」講座開催
ストップ!!食品ロスいたみの啓発講座も今年度4回目になります。
今回は伊丹小学校土曜スクールでの開催でした。
ご依頼をいただいたのは4月。当時はコロナのワクチンも行き届かず、自粛が求められていた時期であり、児童数の多い伊丹小では配信講座を行いたいとのご提案を受けました。受講生参加型の講座を心掛けている私たちの講座をどうやって配信講座に仕上げるのか?何度もミーティングを重ねてきました。パネルシアターは事前に撮影を行い、オンラインでもやり取りできる回答用のカードを加え、リハーサルを行うなど準備は整いつつありましたが、結局、その時期は感染が収まったため、対面講座を行えることとなりました。配信講座をやってみたかった気持ちもありましたが、直に参加者の顔を見ながら進行できることは何よりもうれしいことだと感じました。
当日、参加してくださった親子さんからは後日、「子どもが楽しかったといって、今でも歌って踊っています!」との感想もいただきました。
今回は日の目を見なかった配信講座ですが、今後、どこかで生かされる日もあるのではないか、と期待しています。


伊丹市委託事業「消費生活サポーターフォローアップ講座」を実施しました
2020年度の消費生活サポーター養成講座修了生を対象に2021年7月15日と12月15日にサポーターフォローアップ講座を実施しました。12月15日は、広く市民の方にも参加していただくオープン講座としました。
7月15日午前は、スキルアップ講座として伊丹市の地域福祉推進担当兼生活支援コーディネーターを講師に迎え、「市民目線の見守り活動」について紹介していただきました。次に行った「楽しい消費生活講座」では、『どこがいけないの?それって法律違反?』と題して、「ネットトラブル」「訪問購入」「不当勧誘」のロールプレイを行いました。それぞれの問題点を考え、特定商取引法や消費者契約法など身近な法律を学んでいただきました。
午後からの「啓発の手法を学ぼう!」では、まずクイズや替え歌、スゴロクなどを使用したミニ講座を2本と紙芝居を紹介しました。その後、ミニ講座を参考にして、オリジナル教材作りに挑戦していただきました。

この講座では川柳、替え歌、手遊び、事例紹介などを紹介

この講座では、スゴロク、うちわ、○×クイズ、替え歌を紹介
教材作りは、コロナ感染が拡大したためグループワークが難しくなり、個人で行うことになりました。アンケートでも、「教材作りはみんなでやりたかった」とのコメントがありましたが、それでも「替え歌」や「クイズ」などオリジナル教材の力作ができあがりました。

教材作りで「替え歌」を作成

教材作りで「○×クイズ」を作成
2回目は12月15日に「よくばり講座」と銘打ち3講座を行いました。

★当会のメンバーによる「グリーンコンシューマーになろう」★
SDGsやグリーンコンシューマー10原則から、環境を大切にする消費者になるための工夫を学びました。

★ひょうご消費者ネットの元理事長、山﨑弁護士による「適格消費者団体ってな~に?」熱弁する山﨑弁護士★
「消費者被害を減らすには2つしか方法がない。1つは『電話勧誘や訪問勧誘を取りしまることを法制化する』もう1つは『見守りネットワーク』この2つをしっかりやれば必ず消費者被害は減る」と熱く語られました。専門家集団が泣き寝入り防止活動をボランティアで行っていることを知り、講座後に「是非!ひょうご消費者ネットを応援したいので寄付をしたい」と申し出る方も居られました。

★当会メンバーによる「しっかり読み取る食品表示」★
加工食品のパッケージを見ながら食品表示のルールなどを学びました。
最後に7月15日にサポーターの皆さんが作成した教材の「替え歌」や「クイズ」を3名のサポーターが受講生の前で発表してくださいました。そして、会場の皆さんもクイズに答えたり、一緒に歌ったりして消費生活サポーターフォローアップ講座を楽しく締めくくることができました。
伊丹市有岡地区民生委員「食品ロス啓発講座」
2021年10月19日、伊丹市立図書館ことば蔵で、食品ロス啓発講座「もったいない!食べものを大切に」を実施しました。本講座は「ストップ!!食品ロスいたみ」が伊丹市の委託を受けて有岡地区民生委員の方々を対象に行ったもので、36名もの方にご参加をいただきました。
講座の前半は、食品ロスの現状について、家庭や事業者における食品ロスの実態などクイズを交えながら説明したり、フードバンクの活動や伊丹市のボランティアグループ「食deつながろ」の食品ロス削減に向けての積極的な取り組みを紹介しました。また後半は、「食品ロスを減らすために私たちにできること」を考えるワークショップを行いました。本来は数人のグループを作って意見を出し合う形を取っていましたが、コロナ緊急事態宣言中の企画であったため、グループ討議は行わず全員前を向いて発表することとなりました。最初は発表に躊躇されている様子でしたが、マイクを向けると積極的にご意見やアイディアを発表してくださいました。また、いつもは女性ばかりの講座が多い中、今回は男性の参加者も多く、「このような話は正直他人事だと思っていた」「今まですべて妻任せだったことを反省した」など、男性ならではの意見も聞くことができました。
皆さん終始メモを取ったり、うなずいたりと熱心に聴講されていました。アンケートでも「買う前に確かめてから必要な物だけを買うようにする」「賞味期限の近いものから買うように心がける」と特に買い物に関して気をつけたいという感想が多く見受けられました。また、「われわれも定期的にフードドライブができたらいいと思う」といった民生委員ならではのご意見もあり、日常生活の中での食品ロスを見直す上で大変勉強になった、とのお声をいただくことができました。


関西学院大学Moribito主催「自然ふれあい体験教室」に参加しました
関西学院大学栗田研究会Moribitoの学生の皆様が主催した「自然ふれあい体験教室」に参加させていただきました。
コロナ感染拡大が心配される中での企画でしたが、感染状況が落ち着いていたため、対面で実施することができました。C・キッズとしても久々にイベント用のグッズを総動員して会場を設営。パネルシアターと、あいた時間にはクイズやすごろくを実施し、来場したみなさんに楽しんでいただきました。やはり参加者の反応をみながら実施できる対面イベントは盛り上がりや楽しさもあり、イベントの楽しさを久々に味わえた1日でした。





伊丹市の小学校・土曜スクールで「食品ロス」をテーマに講座
当会とボランティアグループ「食deつながろ」が協働で食品ロス削減に取り組む「ストップ!!食品ロスいたみ」の活動の一環として、11月20日、伊丹市の小学校の土曜スクールで、食品ロスをテーマにした「もったいない!食べ物を大切に」の講座を実施しました。1年生から6年生の15人が参加してくれました。
小学校でも高学年は既に食品ロスについて学習をしているようですが、この講座を体験して食べ物を食べるということは「命をいただいている」「その命をムダにしてはいけない」ということを知り、食べ物をなぜ大切にしないといけないのかをより深く理解できたようでした。そして、バナナなどが、まだ食べられるのに捨てられた理由を知り「もったいない」という気持ちがたくさん芽生えたと思います。パネルシアターでは、一緒に楽しく元気に踊ったり、登場するキャラクターの動きを見て大はしゃぎしたりと素直に感情を表してくれた子ども達でした。
また、高校生のボランティア4人が司会や資料の配付回収、工作の補助などを手伝ってくれて大変助かりました。学生さんがこのように係わるシステムがあることは素晴らしいことと感心をしました。
当日はフードドライブも同時開催し、みんなが持ち寄ってくれたものでコンテナボックスがいっぱいになり,おうちの不要な食品を必要とする人々に届けることができました。







