東大阪市の小学校で「Let‘sトライ商売!本日開店“たこやき屋さん」

 2020年11月16日~17日の2日間にわたり、東大阪市立加納小学校3年生4クラスの授業で「Let‘sトライ商売!本日開店“たこやき屋さん”」を実施しました。

 本プログラムは、子どもたちがたこやき屋さんの店主になってお祭りで5日間商売をするゲームで、5チームの対抗戦で売り上げを競い合う内容です。紙芝居、ペープサート、たこ焼きダンスなども交えて楽しく進行していきます。途中いろいろなトラブルに見舞われたりしますが、チームで相談しながら解決策を考えます。そしてこのゲームを通して「お金は働いてかせぐもの」「約束は守る」「商売には工夫と努力が必要」であることを学びます。たこ焼きゲームのあとは、「お金のマッチングゲーム」というカードゲームや、「お金に関する〇✕クイズ」で、お金について楽しく学ぶことができました。

 コロナ禍の中での出前授業ということで、感染対策については事前に学校と入念な打ち合わせを行い、手洗い、消毒、マスク、ゴム手袋装着など、万全の配慮をした上での実施となりましたが、子どもたちは厳しい状況にも負けず、元気いっぱいの明るい笑顔で講座に参加してくれました。

紙芝居をしっかり聞いてくれました。
マッチングゲームは短い時間でしたが、みんな白熱していました。

コープ委員会の学習会で「節税」をテーマとした出前講座を行いました

2020年11月10日、コープこうべ摂津コープ委員会の学習会として、阪急京都線正雀駅から歩いて5分ほどの摂津市正雀市民ルームにおいて、「税務署では教えない節税のポイント」の出前講座を実施しました。これは、毎年、コープこうべから種々のテーマで依頼される講座のひとつであり、個人所得税の「節税」をテーマとしたものです。個人所得税は、前年分の所得について翌年1月~3月に自ら申告し、納税するのが本来ですので、この時期に税金に関して学習することは良いタイミングであり、有益なことと言えます。
 この講座では、先ず、「納税は義務である」と同時に「節税は権利である」ことを認識してもらいました。これらは確定申告をすることにより、具体的に実現できるだけではなく、普段から税金の使い方をチェックする納税者意識が高められること、を説明しました。
次に、本題の節税方法については、通常、税務署では教えてくれませんが、課税の仕組みと税務処理方法の中から見つけ出すことができること、具体的には「控除」を活用することなど、3つのポイントにまとめて解説しました。課税の仕組みと税務処理方法について、6つの基本項目に整理するとともに、「暦年課税」や「累進課税」、「損益通算」など、主に四字熟語を用いて理解し易くしました。
 これら基本項目の理解を深めると同時に、個々人の事情に適した節税方法を見つけるため、幾つかの事例を3択の「Q&A」形式の設問とし、受講者と一緒に検討しました。いろいろな内容の設問を用意しましたので、具体的で有用な知識が得られたことと思います。
「Q&A」の正解とその解説は、講座終了後に解答集として受講者に配布し、講座の中で解説に使用したレジメ、資料と一緒に持ち帰って、今後の参考にしてもらいました。
 当日は、コロナ感染予防のため、マスクの着用はもちろん、3密の防止、机・椅子・手指の消毒など、普段の講座とは異なる状態でしたが、質疑応答を含めて当初の予定時間を超過するほど、熱心に学んでいただきました。

三田市出前講座「おつかい上手にできるかな?」

11月14日、三田市多世代交流館ふらっとにおいて、金銭教育講座「おつかい上手にできるかな?」を行いました。これは「身につけよう!生活の知恵」という3回シリーズの2回目に実施されたものです。当日は近隣の小学校行事と重なり、参加者は3人と少なかったのですが、みんな積極的に参加してくれました。
おうちの人からもらったお手紙の内容に合ったものを、予算の範囲内で選ぶというワークでは、それぞれ悩みながらショッピングをしていました。まだ一人でお買い物に行ったことがないという3人でしたが、今回の経験がこれから先、実際にお買い物に行ったときに役立ってくれると嬉しいです。

導入でおつりの計算がスムーズにできるように練習します
お手紙の内容に合ったものを選びます
買ったものをみんなで確認します

伊丹市役所でフードドライブに参加しました(2020年11月10日)

10月11日の「イタミ朝マルシェ」に続き、「ストップ!!食品ロスいたみ」の活動で、伊丹市役所で実施されたフードドライブに参加しました。市の広報やSNSを見てフードドライブの開催を知った市民の方々に食材を持ってきていただけました。市役所の中での開催ということもあり、市役所の職員さんにもたくさん提供いただきました。食材を持ってきてくださる方に対して、ミニ啓発講座「どうして捨てられたのクイズ」を実施しました。わざわざ足を運んでくださるだけあって意識の高い方が多く、クイズも積極的に参加していただけました。

食材を受け取った後にクイズに参加してもらいました
集まった食材 すぐに仕分けして支援団体に届けました

「イタミ朝マルシェ」に参加しました(2020年10月11日)

まだ食べられるのに捨てられる食べ物「食品ロス」を削減するため、伊丹市のボランティアグループ「食deつながろ」と協働で「ストップ!!食品ロス いたみ」を昨年度、立ち上げました。今年度から伊丹市の食品ロス削減のため、啓発講座とフードドライブを2本柱に活動をしています。
今回参加した「イタミ朝マルシェ」は市内の飲食店が朝ごはんを提供するイベントです。このイベントで、フードドライブとあわせて、参加した市民に対し、ミニ啓発講座「どうして捨てられたのクイズ」を実施しました。「1本だけ傷んでいるから」「見た目が悪いから」など、お店の事情、消費者の事情でまだ食べられるのに捨てられている食べ物の写真を見てもらい、買い物する時の意識を変えること、食べられないものはフードドライブに出すことなど、食品ロスを削減するために自分達にできることを一緒に考えました。

私たちのテントです
テントでミニ啓発講座
会場をまわって、クイズを出前して歩きました

奈良 親子向け金銭教育イベント 「Let‘sトライ商売!本日開店“かき氷屋さん”」

2020年8月22日、ホテル日航奈良において、奈良新聞社と奈良県金融広報委員会共催で「Let‘sトライ商売!本日開店“かき氷屋さん”」を行いました。毎年、春休みに実施していましたが、コロナ感染防止のため延期となり今回の実施となりました。午前午後合わせて、100名以上の親子が参加してくれました。

この講座では、お店の人になってかき氷を売るという商売をし、売上げを競うチーム対抗のゲームを行います。ゲームを通して、「お金は働いてかせぐもの」「約束は守る」「商売は工夫と努力が必要」とのメッセージを伝えました。後半はお金の種類が学べるお金のマッチングゲームというカードゲームとお金の○×クイズをご家族で楽しんでもらいました。〇✕クイズは、全問正解した子どももいて大いに盛り上がりました。お金のマッチングゲームは、お家でも学んでいただけるようお土産として持ちかえってもらいました。

コロナ対策として、マスク着用はもちろん、子ども達が密にならないよう、歌も口パクでと、普段行う講座とは違った形での開催となりましたが、約2時間の講座を楽しみながら学んでいただきました。

真剣にカードを選んでいます。売り上げはどうなったかな?
お金の〇✕クイズは親子で参加してもらいました

兵庫県立消費生活総合センター消費生活情報プラザで「小学生から楽しく学べるくらしの豆知識」の講座を実施しました

2020年8月5日・6日・7日 兵庫県立消費生活総合センター消費生活情報プラザにおいて「小学生から楽しく学べるくらしの豆知識」の講座を実施し、暑い中、市内の小学生、近隣住民の方など、約40名の方にご参加いただきました。また、期間中フードドライブを開催、フードロスについてのパネル展示も行いました。
5日の食育講座「もったいない!食べものを大切に」は、まだ食べられるのに捨てられてしまった食べものの嘆きを通して「もったいない」ことや、「食べ物を無駄にしない工夫」について考える講座で、シアターでのダンスや歌が楽しみの一つです。残念ながら、今年は「口パク」となりましたが、からだを大きく動かし楽しんでくださいました。
6日の「知って使おう!カードいろいろ」は、子ども達でも目にする様々なカードの特徴や注意点を学ぶ講座です。小学生の参加が少なかったのは残念でしたが、参加された大人の方からは「カードの写真を見ながらだったので、具体的でわかりやすかった」との感想を頂きました。
7日の「かしこく使おう!ネットとゲーム」は、紙芝居を通して、ゲームをしすぎないこと、ルールを守ることを学び、クイズを通してインターネットやスマホを使う時のマナーや注意点を学ぶ講座です。最後はお土産教材の「ゲームのやくそく からくりカード」を作りました。小学生は5名の参加でしたが受講した小学生から「ネットやゲームのこわさ、そういうこわい思いをしないためにはどうしたらいいかよくわかりました。これからはしっかりゲームの約束を見直して楽しくゲームをしょうと思います。」との感想がありました。
なお、期間中に開催しましたフードドライブは、多くの方にご協力いただき、伊丹市のボランティアグループ「食deつながろ」を通じて必要としている方にお届けしました。

もったいない!食べものを大切に講座・ゴミ袋シアター「ぼくたちを捨てないで!」
知って使おう!カードいろいろ講座・〇✖クイズ

神戸こどもエコチャレンジ「児童館出前エコ教室」で、「カイタローくんとエコちゃんの夏休み」を実施しました(2020年8月5日)

2020年8月5日(水)、神戸市立北五葉児童館において、環境講座「カイタロー君とエコちゃんの夏休み」を実施しました。神戸エコチャレンジでは毎年必ず依頼をいただく人気講座です。参加してくれた学童児童は1・2年生の18名。今年はコロナ対策として、密にならないよう、ソーシャルディスタンスを保つために、9名ずつ2回に分けて講座を行いました。

このプログラムは、カイタロー君とエコちゃんという兄妹の絵日記を通し、夏休みの生活の中で、どれがいちばん環境によい行動なのかをチーム対抗で考えていきます。また、おじいちゃんに買ってもらったイグーというイグアナのお世話を通して、ペットは最後まで責任を持って飼うことの大切さを伝えます。カイタロー君が捨てたイグーがメガサイズのぬいぐるみになって登場すると、子どもたちは大興奮。最後には、動物や自然と触れ合える兵庫県内の場所を紹介した「ガイドブック」のおみやげ教材の工作を楽しみました。 子どもたちも講師もマスクを着用し、なるべく大声を出さないようにしたり、グッズをあまり触らないようにしたりと、例年とは違った細心の注意を払う必要がありましたが、子どもたちは指導員さんのいうことをよく守り、イグーダンスを元気よく踊ってくれたり、どんな行動が環境にとって一番良いのかを一生懸命考え、自分の意見をしっかり発表してくれました。(J・N)

「みんな地球の仲間だよ」
「どれにしようかな?」 どの紙が環境によいか考えているところです
メガサイズのイグーが登場

子ども食堂で「もったいない!食べ物を大切に」 を実施しました

1月13日、伊丹市「あかね食堂」の新年会で、「もったいない!食べ物を大切に」の食育講座を実施しました。市内には3か所の子ども食堂があり、「あかね食堂」はそのうちの一つです。当日は普段から子ども食堂を利用する親子の他、会場のアイ愛センターを利用する高齢者の皆さんも集まり、72名の参加がありました。

まず、ゴミ袋シアター「ぼくたちを捨てないで!」を見てもらいました。まだ食べられるのに捨てられてしまった食べ物の嘆きを通して「もったいない 食べ物を大切に」のメッセージを伝えました。参加者の皆さんも一緒に歌ったり踊ったりしてくれました。次は「どうして捨てられたの?クイズ」。廃棄される食品の写真を見ながら店頭に並ばない理由、撤去される理由を一緒に考えました。 これらを通して、「食べ物を捨てるのはもったいない」というメッセージを伝えることができたと思います。

講座後は会食。フードバンク関西やフードドライブから提供を受けた食材も使いながら、巻き寿司、からあげ、豚汁などが並びました。調理してくださったあかね食堂のスタッフさんと多くのボランティアさんにも感謝しながら、皆でおいしくいただきました。

ゴミ袋シアター「ぼくたちを捨てないで!」を演じていることろです。
参加者の皆さんと一緒に歌って踊りました。

2019年11月23日 いたみ消費者のつどいINことば蔵

今年もいたみ消費者のつどいに参加しました。

昨年に引き続き食育をテーマにダンボール迷路の中に3種類のクイズを用意しました。参加できるのは130センチ以下の子どもたち。

 子どもたちはクイズの場所を探しながら迷路を進んで、クイズに挑戦。難しいクイズは迷路の外側を一緒に進んでいる保護者に答えてもらってスタンプをゲット。3つのスタンプが押せたらゴールを目指してまっしぐら。ゴールを出たら消費生活センターが用意した景品2つをもらってご満悦。開始前に四つ這いになって迷路を体験させてもらいましたが、大人でもなかなか楽しくて何度も挑戦していた子どもの気持ちがよく分かりました。

食べ物は子どもたちにとって身近にあるものなので、クイズを通じて「食べ物は命をいただいている」「食べ物を捨てるのはもったいない」のメッセージが伝わったのではと思っています。 (A.T)

迷路の入り口です。
「どうして捨てられちゃったの?ハンガークイズ」
写真の商品が捨てられた理由を考えます。
答えはTシャツの紐を引っ張ると出てきます。
「もったいない!おみくじ」
おみくじを開いて番号を確認。
食べ物を大切にしたか、粗末にしたか出た番号で決まります。
さて、結果は。。。