関学Moribito主催のイベント「Nature to Future」に参加

 2020年11月21日、関西学院大学経済学部栗田研究会Moribito主催のオンラインイベント「Nature to Future」に参加しました。Moribitoは、地域の「自然」に着目した地方創生プロジェクトで、三田市の皿池湿原や武庫川流域での環境保全活動をされています。(ホームページはこちらです)私たちは、環境都市宝塚推進市民会議で出会い、「Nature to Future」に参加することとなりました。「Nature to Future」は「若者への環境保全活動の普及」を目指す環境体験型イベントとして、元々は武庫川河川敷で開催される予定が、新型コロナの影響でオンライン開催となったものです。
  オンラインにふさわしいプログラムは何かを検討し、紙芝居なら画面の向こうの子どもたちにも楽しんでもらえるのではと「地球環境ハカイダスVSエコ太一家」を演じました。オンラインでするのは初めてで、見せ方や講師の立ち位置などを事前にZoomを用いて会のメンバーと練習を重ね本番に臨みました。当日はお子さんの参加が少なく残念でしたが、画面の向こうの子どもたちとのやり取りも少しできて、よい経験になりました。
 私たちも初めてことで分からないことだらけでしたが、Moribitoの学生の方々もオンラインでのイベント開催は初めてとのことで準備や当日の進行をとても一生懸命されており、その姿は爽やかで気持ち良かったです。

紙芝居「地球環境ハカイダス VS  エコ太一家」
紙芝居を振り返りながら、環境問題を考えました
C・キッズの後には学生の皆さんの〇✕クイズがありました

東大阪市の中学校で出前講座「賢く使おう!ネットとスマホ」を実施しました

2020年10月22日、東大阪市の中学2年生に「賢く使おう!ネットとスマホ」の授業を行いました。
事前に先生から「授業後にしっかり振り返りの時間を持ちたい」と伝えられ、情報モラル授業への先生の強い思いを感じました。「スマホ保有率も高く、投稿する子も増えてきた。毎日SNSの指導をしている。」とも伺いました。
授業では、LINEトラブル、情報流出、ネットでの出会い、悪ふざけ動画に加え、架空請求、フリマアプリトラブル、著作権など多岐にわたる内容を考えてもらいます。ネットのトラブルは多岐にわたり、スマホを持ち始めた子ども達にとって、どういったことが危険なのか分からないことも多いです。きちんとした知識をもたないまま、ネットにのめりこむ子どもたちが増えています。
コロナ禍で出前授業が難しい状況ではありますが、生徒の皆さんは、きちんと間隔をあけ静かに聞いてくれました。アンケートからも啓発の大切さを痛感しました。下記に一部をご紹介します。

  • 今日の授業で、SNSやスマートフォンの使い方を改めて見直さないといけないと思いました。少しのあやまちや軽い気持ちでやったことがとても大変なことになったり、危ない事件に巻き込まれるんだと知ることができました。著作権についてもたくさん知れたので、これからの生活で生かしていきたいと思いました。今日の授業を聞けてとても良かったし、これからの生活を安全に過ごすとても良い機会だったと思いました
  • 今までとはちがうしょうかいのしかたで、例をたくさんよういしてくれて、より本当にある事だと実感がわいたし、SNSをよく使うようになった今、今までよりも使い方に気を使い注意していきたいです
  • この授業であたらめてSNSの難しさ、こわさを知ることができたと思いました。僕もたまに新しいグループラインができたら、グループ電話とかはじめちゃうけれど、実際にその奥には生きた人がいるという事を知ってからするのが普通なのだと思いました。また、フォートナイトで一回だけ課金をした事があるのですが、まあその結果は良かったのですが、ゲーム依存にならないためにも一回やめたのは、良いはんだんだと思いました。課金を何回も続けてしまうかもしれないからです
  • これまでもSNSの授業をしてきましたが初めて知った事がたくさんありました。スマホはほうちょうみたいな物だと言われた時に本当にそうだなと思いました。これからは大きなトラブルに巻きこまれないように正しくスマホを使わないといけないなと思いました
  • 私もよく嫌な事とかあったらラインの友達に話したりしてたので、あまりイラついたとしてもあまり話したりしないようにしようと思いました。友達からのラインも待たせたら気を悪くするかなと思いすぐ見て返してましたが、そんなすぐにみるのもよくないなと思いました
  • 依存症の項目にあてはまるところが何個もあったので、気をつけないといけないなと思いました。生徒と先生が話してたやつが、分かりやすくてすごいなと思いました。画像を使ってていねいに説明してくれていたので、理解しやすかったです。フリマアプリのブランド品がニセモノだったやつが、注文しそうだなと思ったので、だまされないように注意しようと思いました
体育館で間隔をあけて座り、静かに受講してくれました
ロールプレイでトラブル事例を体験

東大阪市の小学校4年生に出前講座「かしこく使おう!ネットとスマホ」を実施しました

2020年11月24日、東大阪市の小学校4年生に「かしこく使おう!ネットとスマホ」の授業を行いました。
授業前の先生へのヒアリングで「スマホ保有率はクラスの3分の1程度、問題はほぼゲーム。ゲーム内での仲間外れ、暴言、課金、依存などが問題」とお聞きしたので、ゲームでのトラブルを中心に、情報流出、ネットでの出会いの危険性、肖像権、不審なメッセージへの対処法、youtubeの真似をしないなど情報モラルについて授業を行いました。
授業後のアンケートでは「授業の感想以外でも今までネットを使っていて嫌だったこと、わからないことなどもあれば書いていい」と伝えたところ、嫌な思いをしたことなども書いてくれました。
ネットはまだまだ使い始め。制限など付けず自由に与えられていることもあり、何が良いか悪いかもわからない状態で使用しています。
ネットの利用は低年齢化し、さらに新型コロナの影響で子ども達がネットを使う時間も増えています。ネット利用の啓発の大切さを感じました。
子ども達のアンケートの一部を紹介します。

  • 友達は大切なんで、かってにネットであげたりしたらだめっていうことがすごいわかりました
  • これからわたしもいぞんしょうにかかったり、し力が低下したりしないためにもパパやままがタブレットについてもう一回話して30分たったらきれるせっていにしてほしい(妹もふくめて)
  • スマホはあいてのかおが見えないのに会ったりしてはいけないことや、お母さんのクレジットカードでお金をつかっちゃだめと言うのがあらためて思いました。
  • ゲームで課金をするときは親と相談しないとだめだと思いました。
  • とびだせどうぶつのもりでインターネットでしらない人とチャットをしたことがあって  へんなことをいわれたことがあってきずついたことがあったから、あまりしないようにしています。
  • 身の回りの人がやっていたら注意する ・このじゅぎょうでひがいにあうまえにいろいろなことを教えてもらえたから、とてもありがたいと思う。

東大阪市の小学校で「Let‘sトライ商売!本日開店“たこやき屋さん」

 2020年11月16日~17日の2日間にわたり、東大阪市立加納小学校3年生4クラスの授業で「Let‘sトライ商売!本日開店“たこやき屋さん”」を実施しました。

 本プログラムは、子どもたちがたこやき屋さんの店主になってお祭りで5日間商売をするゲームで、5チームの対抗戦で売り上げを競い合う内容です。紙芝居、ペープサート、たこ焼きダンスなども交えて楽しく進行していきます。途中いろいろなトラブルに見舞われたりしますが、チームで相談しながら解決策を考えます。そしてこのゲームを通して「お金は働いてかせぐもの」「約束は守る」「商売には工夫と努力が必要」であることを学びます。たこ焼きゲームのあとは、「お金のマッチングゲーム」というカードゲームや、「お金に関する〇✕クイズ」で、お金について楽しく学ぶことができました。

 コロナ禍の中での出前授業ということで、感染対策については事前に学校と入念な打ち合わせを行い、手洗い、消毒、マスク、ゴム手袋装着など、万全の配慮をした上での実施となりましたが、子どもたちは厳しい状況にも負けず、元気いっぱいの明るい笑顔で講座に参加してくれました。

紙芝居をしっかり聞いてくれました。
マッチングゲームは短い時間でしたが、みんな白熱していました。

コープ委員会の学習会で「節税」をテーマとした出前講座を行いました

2020年11月10日、コープこうべ摂津コープ委員会の学習会として、阪急京都線正雀駅から歩いて5分ほどの摂津市正雀市民ルームにおいて、「税務署では教えない節税のポイント」の出前講座を実施しました。これは、毎年、コープこうべから種々のテーマで依頼される講座のひとつであり、個人所得税の「節税」をテーマとしたものです。個人所得税は、前年分の所得について翌年1月~3月に自ら申告し、納税するのが本来ですので、この時期に税金に関して学習することは良いタイミングであり、有益なことと言えます。
 この講座では、先ず、「納税は義務である」と同時に「節税は権利である」ことを認識してもらいました。これらは確定申告をすることにより、具体的に実現できるだけではなく、普段から税金の使い方をチェックする納税者意識が高められること、を説明しました。
次に、本題の節税方法については、通常、税務署では教えてくれませんが、課税の仕組みと税務処理方法の中から見つけ出すことができること、具体的には「控除」を活用することなど、3つのポイントにまとめて解説しました。課税の仕組みと税務処理方法について、6つの基本項目に整理するとともに、「暦年課税」や「累進課税」、「損益通算」など、主に四字熟語を用いて理解し易くしました。
 これら基本項目の理解を深めると同時に、個々人の事情に適した節税方法を見つけるため、幾つかの事例を3択の「Q&A」形式の設問とし、受講者と一緒に検討しました。いろいろな内容の設問を用意しましたので、具体的で有用な知識が得られたことと思います。
「Q&A」の正解とその解説は、講座終了後に解答集として受講者に配布し、講座の中で解説に使用したレジメ、資料と一緒に持ち帰って、今後の参考にしてもらいました。
 当日は、コロナ感染予防のため、マスクの着用はもちろん、3密の防止、机・椅子・手指の消毒など、普段の講座とは異なる状態でしたが、質疑応答を含めて当初の予定時間を超過するほど、熱心に学んでいただきました。

三田市出前講座「おつかい上手にできるかな?」

11月14日、三田市多世代交流館ふらっとにおいて、金銭教育講座「おつかい上手にできるかな?」を行いました。これは「身につけよう!生活の知恵」という3回シリーズの2回目に実施されたものです。当日は近隣の小学校行事と重なり、参加者は3人と少なかったのですが、みんな積極的に参加してくれました。
おうちの人からもらったお手紙の内容に合ったものを、予算の範囲内で選ぶというワークでは、それぞれ悩みながらショッピングをしていました。まだ一人でお買い物に行ったことがないという3人でしたが、今回の経験がこれから先、実際にお買い物に行ったときに役立ってくれると嬉しいです。

導入でおつりの計算がスムーズにできるように練習します
お手紙の内容に合ったものを選びます
買ったものをみんなで確認します

伊丹市役所でフードドライブに参加しました(2020年11月10日)

10月11日の「イタミ朝マルシェ」に続き、「ストップ!!食品ロスいたみ」の活動で、伊丹市役所で実施されたフードドライブに参加しました。市の広報やSNSを見てフードドライブの開催を知った市民の方々に食材を持ってきていただけました。市役所の中での開催ということもあり、市役所の職員さんにもたくさん提供いただきました。食材を持ってきてくださる方に対して、ミニ啓発講座「どうして捨てられたのクイズ」を実施しました。わざわざ足を運んでくださるだけあって意識の高い方が多く、クイズも積極的に参加していただけました。

食材を受け取った後にクイズに参加してもらいました
集まった食材 すぐに仕分けして支援団体に届けました

「イタミ朝マルシェ」に参加しました(2020年10月11日)

まだ食べられるのに捨てられる食べ物「食品ロス」を削減するため、伊丹市のボランティアグループ「食deつながろ」と協働で「ストップ!!食品ロス いたみ」を昨年度、立ち上げました。今年度から伊丹市の食品ロス削減のため、啓発講座とフードドライブを2本柱に活動をしています。
今回参加した「イタミ朝マルシェ」は市内の飲食店が朝ごはんを提供するイベントです。このイベントで、フードドライブとあわせて、参加した市民に対し、ミニ啓発講座「どうして捨てられたのクイズ」を実施しました。「1本だけ傷んでいるから」「見た目が悪いから」など、お店の事情、消費者の事情でまだ食べられるのに捨てられている食べ物の写真を見てもらい、買い物する時の意識を変えること、食べられないものはフードドライブに出すことなど、食品ロスを削減するために自分達にできることを一緒に考えました。

私たちのテントです
テントでミニ啓発講座
会場をまわって、クイズを出前して歩きました

奈良 親子向け金銭教育イベント 「Let‘sトライ商売!本日開店“かき氷屋さん”」

2020年8月22日、ホテル日航奈良において、奈良新聞社と奈良県金融広報委員会共催で「Let‘sトライ商売!本日開店“かき氷屋さん”」を行いました。毎年、春休みに実施していましたが、コロナ感染防止のため延期となり今回の実施となりました。午前午後合わせて、100名以上の親子が参加してくれました。

この講座では、お店の人になってかき氷を売るという商売をし、売上げを競うチーム対抗のゲームを行います。ゲームを通して、「お金は働いてかせぐもの」「約束は守る」「商売は工夫と努力が必要」とのメッセージを伝えました。後半はお金の種類が学べるお金のマッチングゲームというカードゲームとお金の○×クイズをご家族で楽しんでもらいました。〇✕クイズは、全問正解した子どももいて大いに盛り上がりました。お金のマッチングゲームは、お家でも学んでいただけるようお土産として持ちかえってもらいました。

コロナ対策として、マスク着用はもちろん、子ども達が密にならないよう、歌も口パクでと、普段行う講座とは違った形での開催となりましたが、約2時間の講座を楽しみながら学んでいただきました。

真剣にカードを選んでいます。売り上げはどうなったかな?
お金の〇✕クイズは親子で参加してもらいました

兵庫県立消費生活総合センター消費生活情報プラザで「小学生から楽しく学べるくらしの豆知識」の講座を実施しました

2020年8月5日・6日・7日 兵庫県立消費生活総合センター消費生活情報プラザにおいて「小学生から楽しく学べるくらしの豆知識」の講座を実施し、暑い中、市内の小学生、近隣住民の方など、約40名の方にご参加いただきました。また、期間中フードドライブを開催、フードロスについてのパネル展示も行いました。
5日の食育講座「もったいない!食べものを大切に」は、まだ食べられるのに捨てられてしまった食べものの嘆きを通して「もったいない」ことや、「食べ物を無駄にしない工夫」について考える講座で、シアターでのダンスや歌が楽しみの一つです。残念ながら、今年は「口パク」となりましたが、からだを大きく動かし楽しんでくださいました。
6日の「知って使おう!カードいろいろ」は、子ども達でも目にする様々なカードの特徴や注意点を学ぶ講座です。小学生の参加が少なかったのは残念でしたが、参加された大人の方からは「カードの写真を見ながらだったので、具体的でわかりやすかった」との感想を頂きました。
7日の「かしこく使おう!ネットとゲーム」は、紙芝居を通して、ゲームをしすぎないこと、ルールを守ることを学び、クイズを通してインターネットやスマホを使う時のマナーや注意点を学ぶ講座です。最後はお土産教材の「ゲームのやくそく からくりカード」を作りました。小学生は5名の参加でしたが受講した小学生から「ネットやゲームのこわさ、そういうこわい思いをしないためにはどうしたらいいかよくわかりました。これからはしっかりゲームの約束を見直して楽しくゲームをしょうと思います。」との感想がありました。
なお、期間中に開催しましたフードドライブは、多くの方にご協力いただき、伊丹市のボランティアグループ「食deつながろ」を通じて必要としている方にお届けしました。

もったいない!食べものを大切に講座・ゴミ袋シアター「ぼくたちを捨てないで!」
知って使おう!カードいろいろ講座・〇✖クイズ