この講座は当会を代表する講座の1つで20年近くコンスタントに依頼があり、この日は豊中市の小学校6年生2クラスに行いました。
実際のコンビニ食を写真に撮りカードにしたものを黒板に貼り、仮想コンビニをオープンさせ児童は昼食に食べたいものを選びます。選んだメニューの成分を表で確認し、成分表に書かれている数値を使ってレーダーチャートを書きます。レーダーチャートは栄養成分を見える化することで足りないものや多すぎるものが一目で分かります。何人かの児童に書いたグラフについて発表してもらい、意見を聞きます。食べたいものを選んで書いたグラフはなかなかバランス良くはいきません。そこで、3つのお皿(食べ物の3つの働き)を通してバランスよく食べる大切さや、コツなどを紹介。最後に食べ物の言葉クイズで締めくくります。
アンケートの感想では多くの児童から「今後の食生活を気をつけたい」「栄養バランスを考えてコンビニ食を買おう」とあり、なかには「何が入っているか書いてあるところを見て、コンビニ食を買おうと思った」と言うのもありました。また教員のアンケートでは「栄養について学ぶのにコンビニメニューから選べるところも興味をもちやすくわかりやすかったです。」とのコメントがありました。
くらしの教員セミナーで模擬授業を実施しました
豊中市の委託事業の一環として、教職員を対象にしたくらしの教員セミナーが開催されました。食料自給率をテーマにした「近くのものからいただきま~す!」の模擬授業を実施しました。
「近くのものからいただきま~す!」は食料自給率がテーマです。今回は中学生向けの授業の実施でしたが、プログラム自体は内容を掘り下げたり、ワークショップを取り入れたりすることにより、一般向けにも対応できる内容です。2年前に改訂したグッズのお披露目の講座ともなりました。世界のあちらこちらから食べ物が運ばれてくることを示す地図、大阪の特産品に関するクイズなど参加者も知らない内容もあり、興味深く受講して頂けたようです。
神戸こどもエコチャレンジ21倶楽部主催事業の児童館出前エコ教室を実施
8月25日神戸市の児童館で環境講座「カイタローくんとエコちゃんの夏休み」を実施しました。このプログラムは、講座タイトルのネーミングが良いのか、巨大イグアナのぬいぐるみのイグーや特大絵日記が人気なのか、毎年依頼がある講座です。
絵日記を見ながら、日常生活について環境に良い行動はどれなのかと、子どもなりに考えて、考えたことを伝える という深い内容の講座になっています。「なぜ、これを選んだの?」と聞くと、なんとなく決めたり、他者のまねをしたり、先に説明してくれた子の言葉で気づきができたり、発見があったリ・・・と、子どもの答えは様々です。思ったことを上手に説明するのは大人でも難しいことですが、考えることが大事で、伝えようと言葉を選ぶその行為が学びにつながると思っています。
講座では、順番に前に出てきて、「どの行動が環境に良いか」を選んでもらいます。それまで騒がしかった児童も自分の番になると緊張して発表する姿がとても可愛らしかったです。終わってから片づけをしていると、先に講座の終わったクラスの子どもたちが寄ってきて、イグーを触ったり、作成したガイドブックを見せて「ほら!イグーが飛び出すでしょう♪これ僕の宝物」と言ってくれました。最後は、みんなでお見送りをしてくれて「また来てね!」の言葉をもらって児童館を後にしました。
西宮の育成センターで「どんなおやつ食べてるの?」を実施
西宮市の学童では、はじめての消費生活関連講座でした。伊丹市学童で出前講座を利用した経験のある指導員の先生が西宮市に移られ、西宮市でも講座を実施したいと消費生活センターの出前講座の中から見つけて依頼してくださったのです。当初の講座日8/18は、大雨警報が発令され中止になってしまいましたが、すぐに「代替え日を設定して実施したい」と連絡をいただき、先生の熱い想いのおかげで講座を実施することができました。
80名ほどの子どもたちが在籍しているので、講座は2回に分けて実施しました。子どもたちはとても元気で、お菓子や飲み物に入っている砂糖あてクイズでは次々と声が上がり、講師の声がかき消されるくらいでした。後半の〇×クイズは、子どもたちは全身を使って〇、×を出してくれました。空いている広い部屋を使用したので、マスクをしていると声が届きにくく、マイクを借りていればと反省しました。
2021年夏休みの学童講座始まる!Let’sトライ 省エネすごろくfor kids
この夏の宝塚市放課後児童クラブ講座が今日から始まった。会場は宝塚駅から近い保育園内にある学童。「すごろくのコマやサイコロは子どもたちが触ってもいいのか?」「サイコロを投げるときには声を出してもよいのか?」とコロナ禍のなか、気になることは事前に相談し、許可を得て講座に臨んだ。
導入の紙芝居「地球環境ハカイダスVSエコ太一家」では、最後のハカイダスの大暴れに子ども達は大きく反応してくれ、講師も大満足。地球環境悪化の話では、ホッキョクグマと足元の小さな氷、うみ亀にからまるゴミ袋の写真などを紹介した。今日の講座が、省エネすごろくのマスにもある「誰も居ない部屋の電気を消す」など、自分の身近なことから省エネに取り組むきっかけになれば嬉しい。
コロナ禍のなか2年ぶりの学童での講座で心配したが、混乱なく講座を進めることができてホッとした。
篠山コープ委員会「準備はOK?安心老後」
この講座では、まだまだ元気な60歳を基準に設定して、現役時代からの変化に上手く対応することで次のステージを安心して過ごすにはどうしたらよいのかを考えます。講座の主人公は受講者の皆さんです。
最初に今後どんな生活をしたいかを思い描いていただきます。この年代の女性は自分のことよりも、家族を優先して生活している方が多いようですが、ここでは「今後、自分がどんなことをして過ごしたいのか」自分と向き合い書き出していただきます。サラサラと書き出す人、なかなか書けない人それぞれですが、この時間が大切です。次にその夢を実行するために、「今の自分を知りましょう」と生活力と経済力のチェックを行います。生活力チェックがよい人でも、経済力チェックでは全然ダメの人が多いようでした。生活費や健康の管理またコミュニケーションなどの生活は妻が、資産運用や納税・保障などの経済は夫がと役割分担されている家庭が多いからのようです。そこで、資産がいくらあるか、どんな保険に入っているかなど整理し、夫婦で共有すればいざというときに慌てなくてすむこと、家事を主婦任せにせず、夫婦で助け合うのが大事だということをお話ししました。安心して生活をしていくには、起こりうるリスクに備えておくことが大切です。
一緒に受講されていたコープの職員さんからも「自分の為の講座のようでした!」と満足の感想をいただきました。
KC箕面コープ委員会「税務署では教えない節税のポイント」
「節税はしたいけれど、なんだか難しそう」と、先ずは思ってしまいます。権利はわかっているけど、どうすればいいのかがよくわからない。そんな心配を少しでも軽くしていただきたいという思いでお話をさせていだきました。
講座では、節税のポイントを事例を交えながら説明していきます。受講生の中に実際に確定申告をした経験のある方がおふたりいらっしゃったので、お話を伺いました。おひとりは投資をされているようで、5年遡って申告ができることを知り、確定申告をしたということでした。もうおひとりは毎年年金の確定申告をしていらっしゃる方でした。「還付金は数万ですか?」と尋ねると、「二桁です」と、即答でかえされました。「権利は知っているけど、邪魔くさいから・・・とか、聞きにいくのが嫌だから・・・とかで何もしないのは、お二人の例からみても、もったいないです。税務署に問い合わせするのはハードルが高いように思われているでしょうが、今はとても親切に説明してくれますよ」とお話すると、毎年年金の確定申告をされている方からも、「以前の税務署は高飛車な感じはあったが、今はとても親切ですよ」追加のアドバイスをいただきました。申告できるものがあれば、今年は是非確定申告をしてほしいとお話ししました。
緑地コープ委員会「終活・相続対策のアレコレ」
前日から、天候が荒れていて講師在住の市では警報が出ていた。会場地域は注意報だったので予定通り講座は開催されたが、雨で足元が悪いこともあり参加者は4人となった。会場がコープのふれあいセンター調理室だったので、1台の調理台を囲む様に座って講座を行った。講座というよりも、参加者と意見を共有する座談会のような雰囲気だった。
相続・相続税については講師がしっかりと説明し、その他の情報は広く浅くとりあげ、受講生それぞれの関心に応じて、自分で調べていただくよう案内した。講座中に参加者から「母が急に亡くなり、口座の暗証番号がわからなくて困った」「義父が余命宣告されたので身の回りの整理をしていた」等の様々な体験談が出てきた。みなさんが「自分ならどうする?」と今後について考えるきっかけとなり、参考になった。また、成年後見制度については学習する機会があったようだが、家族信託は初めて聞かれたようで興味をもたれて質問があった。あっという間の1時間だった。
新光風台コープ委員会での「賢く使おう!ネットとスマホ」
コープ委員会の学習会は65才以上の女性が中心で、ごくたまに若い人も一人二人参加されるという状況が多かったため、今年度のコープ委員会用の「賢く使おう!ネットとスマホ」も高齢女性を対象に最近の内容を盛り込んで作りました。しかし、今回の新光風台の委員会は、ふたを開けるとあらびっくり!若い女性ばかりでした。これならPTA用の「賢く使おう!ネットとスマホ」にすれば良かったとお詫びすることになりました。アンケートは好評で、「佐川急便のフィッシング詐欺に私もあった」などご意見も頂きましたが、もっといい講座となったのに…。反省しきり、いつも最高のパフォーマンスと準備をしていますが、さらに事前打ち合わせをしっかりして講座に臨みたいと思いました。
伊丹市協働事業「もったいない!食べ物を大切に」食品ロス削減啓発講座
2021年2月15日、生活協同組合コープ行基において、「もったいない!食べ物を大切に」の啓発講座を実施しました。これは、伊丹市内の食品ロスを削減するため、市と協働で取り組んでいる「ストップ!!食品ロスいたみ」の活動の一環として実施したものです。
緊急事態宣言が継続する中、コープ行基では感染予防対策が徹底されていました。また、当日は大雨という悪天候にもかかわらず参加者全員が定刻に集まり、このテーマに対する関心の高さをうかがわせました。
食品ロスの現状や問題点を学んだあと、ワークショップ「もったいないをなくそう」を実施したところ、多くの意見、アイデアが出され、参加者みんなで意見を共有しあうことができました。