豊中市の小学校で「コンビニ食ってどんな食?」を実施

 この講座は当会を代表する講座の1つで20年近くコンスタントに依頼があり、この日は豊中市の小学校6年生2クラスに行いました。
 実際のコンビニ食を写真に撮りカードにしたものを黒板に貼り、仮想コンビニをオープンさせ児童は昼食に食べたいものを選びます。選んだメニューの成分を表で確認し、成分表に書かれている数値を使ってレーダーチャートを書きます。レーダーチャートは栄養成分を見える化することで足りないものや多すぎるものが一目で分かります。何人かの児童に書いたグラフについて発表してもらい、意見を聞きます。食べたいものを選んで書いたグラフはなかなかバランス良くはいきません。そこで、3つのお皿(食べ物の3つの働き)を通してバランスよく食べる大切さや、コツなどを紹介。最後に食べ物の言葉クイズで締めくくります。
 アンケートの感想では多くの児童から「今後の食生活を気をつけたい」「栄養バランスを考えてコンビニ食を買おう」とあり、なかには「何が入っているか書いてあるところを見て、コンビニ食を買おうと思った」と言うのもありました。また教員のアンケートでは「栄養について学ぶのにコンビニメニューから選べるところも興味をもちやすくわかりやすかったです。」とのコメントがありました。

なぜ、バランスの取れた食事が良いのか、食べ物の3つの役割を3つのお皿で説明。 どんな食べ物がどのお皿に入るのかを食品カードを見せ、児童から答えを求める。
バランスよく食べるためのコツの1つ 「いろんな色、いろんな味のものを食べよう」 の説明