伊丹市ではこれまで、市内の自治会、老人会、民生委員などの担当者が消費生活センターの「消費者力アップ講座」を申し込み、所属する会員に向けて講座を実施してきました。気心の知れた仲間が同じテーマについて学ぶことは、リラックスできて学びが深まり、地域の見守り活動にも効果があります。しかし、自治会や老人会がない地区もあり、団体に所属していない市民はこのような講座を受講する機会がこれまでありませんでした。
そこで今回、集合型の「消費者力アップ講座」を企画し、市民なら誰でも、都合のつくときだけ申し込める講座を実施しました。1月~3月に、ここいろ学習室において10回の講座が開催されました。契約、ネット、環境、食育、SDGsとテーマは様々なものを用意しました。関心のあるテーマに絞って申し込んだ方もいらっしゃいましたが、「いつも参加するのが楽しみです。」と連続して受講された方もいます。環境、食育、SDGsなどの講座のアンケートからは、すぐ実践できる内容を学んだことを評価するご意見を多くいただきました。同じ契約をテーマにしても、クイズ、ロールプレイ、すごろくと手法を替えたことにより大切なことを繰り返し学ぶことで記憶にとどめることができ、「これまで知らなかった事が多く、改めて発見がありました。(カードの補償や、クーリング・オフできない場合、契約の注意点等)」「スゴロクを使って楽しく学習が出来ました。」などのご意見を頂きました。
来年度もこの講座は実施される予定です。今回参加できなかった市民の方にも来ていただけるよう、開催時期、申し込み方法なども検討していく予定です。
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「誰でもできるSDGsな暮らし方」すごろくを通してSDGsな暮らし方について考える