春の訪れを感じる暖かな3月5日「伊丹市立男女共同参画センターここいろ」で国際女性デーにちなんで『ミモザの日』と銘打ち、イベントが開催されました。私たちは「ストップ!!食品ロスいたみ」の活動として、フードドライブを実施し、ちょこっと啓発を行ないました。
この日は、映画やカフェトーク、ワークショップなど6つの催しが行われていました。それぞれに参加される人に、少しの時間をいただいて、食品ロスが出てしまう事業者の事情を「どうして捨てられるの?クイズ」で考えていただきました。「見た目が悪いものや賞味期限の短いものは選ばない」という消費者行動が事業者の食品ロスを増やしているという現実に気づいていただけたようでした。「牛乳に付いているのは賞味期限」とお話すると、「えっ?消費期限では?」と驚く方もいらっしゃいましたが、「奥の牛乳をわざわざ取っていると手前の賞味期限の短い牛乳が食品ロスになってしまいますね。」と言うと、苦笑いで納得されていました。
工作を終えた子どもたちは親子で「ルーツをさがそう!あなたはだ~れ?」のクイズに参加してくれました。「プリンは、元々どんな動物からできている?」と訊くと、幼い弟に「牛の牛乳と鶏の卵」と教える小学生のお姉ちゃん。とても微笑ましい光景でした。「私たちは、毎日、命をいただいて食事をしているね。食べ残しはいただいた命を無駄にすることになるから、食べ残しはしないようにしようね。」と言うと、小さいながらもしっかり頷いてくれました。