西宮市にある小中一貫校の西宮市義務教育学校より「トライやる・ウィークの活動の1 つとして、生きる力につながる活動を行うため」という目的で出前講座の依頼があり、10月18日に中学校2年生相当の8年生に「プレゼントの値段」と「どんなおやつ食べてるの?」(C・キッズ名称は「おやつ調査隊」)を同時時間帯にそれぞれ別講師が60分授業を実施しました。
「プレゼントの値段」は、45分授業の内容に「お金で投票」を深く学ぼう!ということで、パワーポイントを使ってSDG‘s・エシカル消費・バイコットとボイコット・消費者市民社会までの話を加えて授業を行いました。少し難しい内容かと思いましたが、しっかり聞いてくれ、アンケートにも「日常的消費で社会的課題の解決に貢献する方法を知った」や「自分が世界のこと、環境のこと、人のこと、地域のことを考えて買うことで良い世界になることがわかった」などと理解してくれた内容が書かれていました。小学校での依頼が多い講座ですが、中学生ではより深い内容を学ぶことができると思いました。
「おやつ調査隊」は、はじめに菓子・飲物に含まれる砂糖当てクイズで「これらには意外とたくさんの砂糖が入っていること」に気づいてもらいます。その後、自分たちが持ってきたお菓子のパッケージを見ながら表示の見方を学んで、表示は私たち消費者に色々な情報を発信してくれているものなのだと締めくくります。アンケートには「何も知らずに食べているのと、知っていて食べるのでは全然ちがうのだなと思いました。普段何気なく食べているものにも興味・感心をもって楽しく食べていきたいです」「普段食べているお菓子のパッケージのうしろなんて見ないので、勉強になりました。これからは、1目見ようと思いました」などの感想があり、表示の大切さを分かってもらえたようです。