8月25日神戸市の児童館で環境講座「カイタローくんとエコちゃんの夏休み」を実施しました。このプログラムは、講座タイトルのネーミングが良いのか、巨大イグアナのぬいぐるみのイグーや特大絵日記が人気なのか、毎年依頼がある講座です。
絵日記を見ながら、日常生活について環境に良い行動はどれなのかと、子どもなりに考えて、考えたことを伝える という深い内容の講座になっています。「なぜ、これを選んだの?」と聞くと、なんとなく決めたり、他者のまねをしたり、先に説明してくれた子の言葉で気づきができたり、発見があったリ・・・と、子どもの答えは様々です。思ったことを上手に説明するのは大人でも難しいことですが、考えることが大事で、伝えようと言葉を選ぶその行為が学びにつながると思っています。
講座では、順番に前に出てきて、「どの行動が環境に良いか」を選んでもらいます。それまで騒がしかった児童も自分の番になると緊張して発表する姿がとても可愛らしかったです。終わってから片づけをしていると、先に講座の終わったクラスの子どもたちが寄ってきて、イグーを触ったり、作成したガイドブックを見せて「ほら!イグーが飛び出すでしょう♪これ僕の宝物」と言ってくれました。最後は、みんなでお見送りをしてくれて「また来てね!」の言葉をもらって児童館を後にしました。