平成29年度地方消費者フォーラムinおおさか「ほんまはどうなん?食品表示」

2018年1月29日(月)今年度の地方消費者フォーラムは「食品表示」という具体的なテーマを掲げて、新大阪で開催された。 プログラムは、関係16団体が出展する壁新聞交流会、、高橋久仁子群馬大学名誉教授の講演、日本ハム(株)と(株)日清製粉による事業者報告、グループ討議という流れである。「食」は誰にとっても身近で関心の高い分野であることもあって、とても盛況だった。 当法人にとっても長年の実績と好評を得ている「食」プログラムを紹介するまたのない機会となった。壁新聞にも工夫を凝らした。食チームが中心となって、「どんなおやつ食べてるの?」、「おやつ調査隊」、「食品ラベルをよく見てみよう!」、「しっかり読み取る食品表示」のグッズそのものを張り付けたり、展示したりした。前を通る人たちは思わず立ち止まってくれて大成功。かなりの数の参加者と交流し、アピールすることができた。 さらに、今回のハイライトは高橋先生の講演だった。長年、食教育に携わってこられた先生の深い見識と熱意と真面目なのに何故かユーモラスな話は参加者の心を揺さぶったように思う。以下の赤字の表示広告を読んでみてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~燃焼系飲料YASERUNDES「カルシウム」「食物繊維」は補給。「脂肪」「塩分」「カロリー」はさようなら。YASERUNDESはアンバランスな現代人の食生活を考えたカプサイシン入り飲料です。カプサイシンはトウガラシに含まれる辛み成分。体脂肪の燃焼を促進するといわれます。ちょっぴり辛いYASERUNDESをダイエットのおともに。カロリーオフ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 「これを飲むと痩せる」と思った人はいませんか?先生曰く、「どこにも書いてないのに、つい私たちは勝手に思い込む傾向がある。『行間を読むように』と刷り込まれているからだ。食品表示の行間は読んではいけません。」 その後のグループ討議の席でも先生のお話しを受けて大いに盛り上がった。 今回のフォーラムは、参加した人其々が其々の立場で「食」を考える機会になったと思える有意なものだった。また、当法人のプログラム開発にとっても示唆に富む材料を頂いたのではないだろうか。私自身にとっては受講者に響く講座を考える上でとても参考になった。 (M.A) 以上                     食品表示プログラムラインナップ

実演して紹介

にぎわう壁新聞コーナー

壁新聞説明