伊丹市では自治会や老人会、夏休みの学童保育において出前講座を行っていますが、これまで学校授業はほとんど実施していませんでした。今春、消費生活センターの消費者力アップ講座のパンフレットを学校にも配付したところ、5年生の家庭科授業の一環で講座の依頼が入りました。
赤色と青色のカードを使った参加型クイズでグリーンコンシューマー10原則を学んだ後、商品やパッケージなどから環境への取り組みを探すワークをしました。子どもたちは実際に商品やパッケージを手に取る事で自分たちの身近なものにも環境に配慮する取り組みがあることに大きな気づきがあったようです。アンケートにも「これからは環境のマークがついている商品を買いたい。」「買ったものにどんなマークがついているのか調べてみたい。」などこれからの生活に結び付く感想が多く書かれていました。